宮崎の店のメニュー写真は信用するな「コメダ珈琲詐欺」の上をゆく
宮崎の「定食メニュー」はコメダ珈琲の逆写真詐欺の非ではない。
写真の無い文字だけのメニューの時はとくに気を付けろ、とんでもない量のお膳が運ばれて来るから。
写真あっても盛ってくんだから写真なければもっとやりよんぞ、宮崎は。
「ばーちゃんち行く日さ、金ケ浜から向こうらへん昔からやっちょ民宿とかメシ屋とか喫茶店あるわ?」
「あるね」
「アンタあっこで昼飯とか寄りなんなえ?量ハンパないから食い切れんで死ぬばい。定食は何頼んでも焼き魚1本付いてくる」
「定食じゃなくても量多いのに宮崎…じゃソコ『焼き魚定食』てのはねぇとや?」
「あるとよ」
「あっとか、て。どうなるとや?焼き魚定食」
「ま、魚の種類は日によるけん食った人の話ではサンマが3本乗ってきたらしいばい」
「食えんて…せめて違うの1本混ぜちゃれ」
「だから寄るな、て。内臓破れるぞオマエ」
「なんの注意よ」
「行った人みんな言うちょる焼き魚が必ず付きますて書いて欲しいよね、て」
宮崎の店は大量に出しておきながら客が残すと「クチに合わんかったですか
ね…」と悲しむ厄介な反応を見せてくる。
ちゃうちゃうちゃう、量やねん、量!
胃が半分無い我が父と、内臓が腫れている私は、とにかく量の多い宮崎で外食をすると残すことになり、その度にこう言い訳をしてお会計をする。
「いやし食いごめんね~胃が半分ねぇしてよ~食い切れんとよ~おいしかったちゃけんよ~量がおいして」
「いやし食いごめんね~内臓が腫れてて胃がふてなると痛てぇとですわ~おいしかったっちゃけど量がおいして」
好きな物だけをちょっとだけつまんで大半残す行為を宮崎弁で「いやし食い」と言う。
大変お行儀のよろしくないマナー違反の食べ方「いやし食い」だが、お残しを円満解決できるので、是非つこてもろて。
店の人が「クチに合わんかったですかね…」と悲しんだらすかさず言ってあげてね「量が多くて食べ切れなくていやし食いすいません」と。
一番おいしいトコだけ貪りましたて意味になる魔法の方言やから。
「え?!ミニ海鮮丼単品頼んだんですけど…」
「はい。単品ですよ」
「へ?!コレ単品ですか?」
「こちら単品ですね~」
宮崎、単品の意味を履き違えてる。
単品に味噌汁と小鉢が2コ付いたら、単品ちゃうねんて。
「ミニでえれんな魚乗せてくんね…よかったミニにして」
「今日たまたま大漁やったっちゃね?ラッキーじゃったね~」
宮崎人はこうゆうことをすぐ言ってくるが、ウソやから本気にしないように。
「アンタの言葉が宮崎弁じゃねぇかいサービスしてくれたね!いつもこげん出さんとに」
とかゆぅてアナタだけ特別にみたいなウソをヘーキでこいてくるのでね。
関西人だとテキトーなことゆぅても6割は「冗談やがな~」とかって後処理までやってくれるけど、宮崎人はテゲテゲなので九分九厘が言いっ放し。
チキン南蛮定食に刺身が付いてくる。
たぶん天ぷら定食にもしょうが焼き定食にも刺身は付くのだろう。
刺身定食が別にあるのに全部に刺身が付いてきたら、刺身定食はわざわざいらんつぅハナシになりそうなもんであるが刺身定食がある不思議。
この店の常連で刺身定食を注文する人なんていんのかな。
何定食を頼んでも漏れなく刺身付いてくんのに。
「ミニうどんもどうせデカいんだろうとは思ってたけど…
丼の色が変わったらミニて呼ぶ?サイズじゃなくて色か?」
宮崎の店では量の多さをごまかすために、やたら大きな器に盛って少ないように見せかけるトリックが使われている。
顕著なのが味噌汁椀で、大きさは親子丼の丼くらいある。
その丼に半分よそうことで「少ない」という印象にする作戦だが、非常に多い。
味噌汁椀がすんごく手前にあるわけではない、味噌汁椀が異様にデカいのだ。
伊勢海老がようやく入る椀のデカさの味噌汁なのだ。
「やっと普通の定食が来たと思ったらまたこのトリック使ってるな」
デカいごはん茶碗に少なく盛って「ちょっと」の演出、ごはんの量は多め。
どうにかして何かひとつでもモリモリと食べさせようとするのが宮崎の飲食店である。
お子様用だと断っている無料のアメも大人に2個握らせる始末。
常識的なメニュー写真で安心させておいて非常識な量を盛って来るのが宮崎、油断をするな。
海鮮ちらしはいろいろ付いて一人前は桶。
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