そうだ、キーボード割ろう
ようやく涼しくなってきましたね。子犬はとうとう10ヶ月になり成犬になりました。まだまだボール遊びに夢中です。可愛いです。
今回の記事からの方ははじめまして。前回に引き続きの方はこんにちは、良い夜ですね。
本を読むことがちょっとだけ大好きな花外です。このnoteは長編初心者が200ページの文庫本同人誌(原稿用紙換算300枚、文字換算12万字)を作る、という目標を達成するまでの記録としてPixiv FANBOXと共に始めました。今日も本をつくるという山へ登る道すがら四方山話を綴っていきます。
前回のnoteはこちら。
前回は、文章力を鍛えるために一冊につき10分書写をすると、理想のアウトラインや文体、今の自分にかけているものなどが少しずつ見えてくる、というお話でした。これからも、毎朝書写をしつつ、力をつけて、8000字のプロットを書き上げよう、というところまででした。
最終的なゴールは12万字書くこと
12万字書くということは、それ以上の文字数を打つということ。
書いては消し、書いては消しの、孤独な作業を繰り返すということ。
それならば、書くものは、心弾むものを使いたい。
お気に入りの文具で書くと心が弾むもの。
お気に入りのノート。
お気に入りの万年筆。
お気に入りのキーボード。
今回はキーボードのお話です。
割れたキーボードMD770
手書きで書いたメモを広げて、キーボードでメモの内容を打ちながらずっと思ってたんです。
キーボードを割りたい。こう、真っ二つに。
もし、キーボードが二つに割れてたら、メモを間に挟んで打てるのに……。
ついでに、肩も巻き肩にならないのに……!
と、思ったらありました。
左右に割れたキーボード。
Mistel Barocco MD770 静音赤軸
これがわたしにとっての1台目の左右分離型キーボードでした。
現在Amazonでは静音赤軸の在庫はないようですが、青軸と茶軸があるようです。楽天では静音赤軸ありました。
そして、2ヶ月で壊れて修理に出しました(笑)
こんにちは二台目MD600v3
修理に出している間、もともと使っていたElecomのワイヤレスキーボードを使っていたのですが、すっごい肩が凝る。
いや、すっごい肩が凝る!!
2ヶ月でもうふつうのキーボードでは満足できない体になっておりました。
そして、修理に数ヶ月かかる、と言われていたので、ならば、と二代目を買いました。
すでに同じものは販売していなかったので、MD600v3の静音赤軸をお買い上げ。
ファンクションキーがないので、MD600v3はMD770より一回り小さくなっています。
こんにちはAlice配列MD600 alpha
そして先日、以前から狙っていたAlice配列の銀軸がビッグカメラで扱っているのを見つけてお買い上げ。
こちらは赤軸、静音赤軸、銀軸の三種類が現在在庫があるようです。
快適ですよ。
静音赤軸も、文字通り静音性が素晴らしかった。カチャカチャいわなくてとても良かった。
ただし、早打ちには特化していなかった。
私のキーボードの打鍵音は例えるなら天ぷらを上げるときの油のふつふつと沸き立つような音なのですが、銀軸はその速度でカタカタ打てます。
配列がユニークですが、触ってみると手に違和感はありませんでした。
多少静音赤軸よりも音がしますが、早く打てるのがいいです。
MD770は上右端にバックスペースキーがなかったので、タイプミスが多かったのですがMD600 alphaはバックスペースキーが上右端にあるのでうち間違えもなくストレスフリーです。快適です。
そして、こちらはBluetooth対応となっております。左右のキーボードは優先でつなぐ必要がありますが、キーボード自体は無線でも利用可能です。
私はもともと有線派なので、当初使うつもりはなかったのですが、確かに配線がごちゃごちゃしなくていいかもしれません。
こちらは、というかここまでご紹介したキーボード三台ともにゲーミングキーボードなので、LEDが仕込んであります。光ります。
ただ、無線モードでは光らせると2時間程度で充電が切れるようです。
そもそも光らせずに使えるので、そのまま利用して週一くらいの間隔で寝ている間に給電するといいんじゃないでしょうか?
光らせたら電池切れに怯えないといけないので、無線にする意味が実はBTモデルながらなかったりするんじゃないかなー、と現段階では思ったり思わなかったりします。
皆様におすすめ光らないMD600 Alpha BT Rhino Non-RGB
これは光らないキーボードです。
なので、Rhinoでも、いいかな、と思ったんです。
が、黒がテンション上がるので、ついでに透過型なので、ちょっと楽しくなっちゃって。
Alice配列も気になってたことも手伝って前述のMD600 alphaをお迎えしてしまいました。
配色が黒だったら、Rhinoをお迎えしていたかもしれません。
番外編1 Keychron Q11
いままでのはいずれも台湾のMistelというメーカーの製品だったのですが、こちらは香港のKeychronというメーカーが出している左右分離型のキーボード。こちらは発売当初から人気で当時は赤軸と茶軸があったのですが、現在は赤軸のみ販売になります。
価格はMistelの左右分離型キーボードよりお高めの3.5万と送料がかかると思われます。
こちらも、買おうかなーと、迷ったのですが、好みのカラーリングが発売から10分で売り切れてしまい、また赤軸と茶軸しか選択肢がなかったので、わりとすぐに諦めました。やはり私の中で静音赤軸と銀軸という選択肢はマストでした。
番外編2 Keyball61
私の中でダントツ欲しいものナンバーワンがこちら。
シロガネラボさんのKeyball61!
右側見えますでしょうか?トラックボールが。
そうなんです!こちらはマウスとキーボードが一体になった左右分離型キーボードの発展型なのです!(当社比)
なぜこちらが番外編なのかと言うと、現状キット販売&入荷待ち状態なので、左右分離型キーボード初心者様にはおすすめしにくいんですよね。
私はハンダ付けはできるっちゃできるんですけど、ちょっと現状組み立てる余裕が時間がなく……。
以前は組み立て代をお支払いすれば組み立てていただけたようなのですが、現状はそのサービスは利用できないようです。また、キット内容もフルセットというわけではなく、Cherry MX互換キースイッチとchoc互換ロープロファイルのキースイッチ、ProMicro2個、他TRRSケーブルと、PCと接続するためのUSBケーブルが必要です。
おそらく、これを読んでいらっしゃる皆様の多くは呪文が続いてなんじゃそりゃ状態だと思いますので、スルーしてください。
軸は自分で自由に選べます。
此処から先は沼です。
私は完全に沼にハマってしまったのです。
左右分離型キーボードはいいぞ
肩を開いて打てるから肩が楽
間にメモや本を開いて置ける
長時間打っても疲れない
いろんな軸があるので試すと楽しい
壊れたとき困るからつい二台目、三台目買っちゃう
あとは、キーボードに1.6万から3.5万円出せるか、がネックです。
キーボードは高いのは結構いい値段します。しかし、普通の電池式のワイヤレスキーボード2000-4000円位で買えてしまいます。左右分離型キーボードはとてもお高いのですが、費用対効果は抜群です。
私の場合はキーボードが文具の延長で、万年筆1本分の値段ならまあいいか、と思って手を出してしまいました。三台も……。
皆様は一台で良いのですよ。
Rhinoは2.3万円位なのですが、MD600v3は1.6万円くらいで買えます。ただし、軸の方はMD600v3は現状青軸しかないようです。Rhinoは茶軸、赤軸、静音赤軸からお選びいただけます。
実は、あまり迷っている時間はないです。
なぜなら、在庫限りしかないから。
私は一度それで、銀軸を買い逃しました。
軸にこだわらないのであれば、どれを買ってもいいと思います。
これまでご紹介してきたのは、すべてメカニカルキーボードと呼ばれるものです。
メカニカルキーボードはキースイッチの一つ一つにバネとスイッチが独立しているもの、らしいです。
わたしもよくわかっていません。
私が次にすべきは
心躍る文具も揃ったことですし、引き続き8000字のプロットに勤しもうと思います。
そしてコミッションに向けての準備です。
コミッションとは有料でイラストレーターさんにイラストを描いていただくサービスのこと。便利な時代になりました。
私が利用しているのは、つなぐ、です。
私は現在、プロット作業と並行して物語の世界観への理解を深めるべく資料を漁っています。
コミッションでは、その調査の過程でわかったことをイラストレーター様のお力を借りて、絵にしていただいています。今しているのはそのための準備です。
プロットに関しては、調査を進めるたびにゆっくり頭に浮かんでくるので、焦ってもしょうがないと割り切り、資料を読んで読んで読みまくろうと思いました。もちろん文章力の強化も忘れずに行います。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
さらなる深淵はこちら。
左右分離型キーボードを見たら買ってみてください。もし買ったらこっそり使い心地を教えて下さいね。