9月6冊目読了『定食屋「雑」』
私はそこまで食欲があるほうではないのですが、とてもお腹がすく本でした。
私の人生ではまだ出会ってないけど、こういう人に出会ったらこう接するかなぁと妄想しながら読みました。
様々な人の人間模様、生き方、考え方を知り、疑似体験、妄想できるのが小説のいいところですね。
原田ひ香さんの本を読んだのは2冊目ですが、とても読みやすくて好きです。
第1話コロッケにある、飲み会が好きではない理由に大共感!!
私はそもそも朝型なので夜はすべて嫌いですが、なんとなく思っていたこと、モヤモヤすることを文字として見ることができると自分の感情にはっきりと気づくことができますね。
そもそも私、紙の本を読むのは本当に久しぶりなのですが、なぜ読んでいるかというと、今月はじめに、家から歩いて10分かからない場所に小さい図書館があることを知ってしまい、2週に1度のペースで通っています。
昔から家で映画を見るとジッとできず、他のことをはじめてしまうのですが、本はジッと、石のように動かずに集中して読めました。(不思議ですね)
今月他に読んだ本は、
『復讐屋成海慶介の事件簿』
『ツナグ』
『そしてバトンは渡された』
『アガサ・クリスティー メンハーラ王の呪い』
『ツナグ 想い人の心得』
です。
ここ数年読む本といえば、心理学や健康に関するものでした。
小説をしっかり読んだのは、騎士団長殺し以来(たぶん3~4年前)。
特にツナグは心に深く刺さった本でした。
タイトルだけは知っていたので軽い気持ちで借りました。
読んだあと、
そりゃ映画化もされる、これを書けるのって本当にすごい、、と余韻にひたひた。すぐにツナグ2も借りました。(しかも主人公、私と同じ名前なのでソワソワしつつ嬉しい)
これから読む本は、辻村深月さんの『この夏の星を見る』
SNSでおすすめされていたので借りました。
まだ読んでませんが楽しみです。
今月から本を読むようになって、不思議に思うのは、今は娯楽の中でも本は高いということ。
NetflixやAmazonプライム、U-NEXTなど何百、何千の娯楽を数百円から数千円で楽しめるというのに、本は1冊で数千円。
今月私が読んだ本だけでも1万円は超えるのではないでしょうか。
本が安くなればいいとは思いませんが、映画が安くなりすぎているのでは?
それをいうと音楽もだなぁと。
扱い方が雑になる、というか。聞く楽しみ、観る楽しみが昔よりも減っているのでは、とか感じてしまいます。
でも悪いとはいえないですよね、だって身近になって楽しめるのもいいことだとは思います。。でも手放しで「やったー!全部聞ける、観れる!」と思えるのは最初だけかも。
今日は雨の土曜日なので、ゆっくり本を楽しみたいと思います。