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子どもに普段からあれをさせたほうがいい理由

ありがとうございます。元中学校教師のちーたろう先生です。

私の記事では、子育てに奮闘するお母さんやお父さんに向けて、今日からすぐに使える教育法や、大人にも通じる学習方法などをお伝えしていきます。

今回は『子どもに普段からあれをさせたほうがいい理由』というテーマでお話します。

みなさんのお子さんは普段から『あれ』をやっているでしょうか。私が小中学生のときは、やっていませんでした・・・。やっておくべきだったと反省しています。

さて、『あれ』とは何だと思いますか?もし、お子さんが普段からあれをしているなら問題ないので、この記事は読まなくて大丈夫です。

答えは『家事』です。お子さんに家事をさせている家庭は少ないのではないでしょうか?

子どもに家事をさせていない理由をして考えられるのは、
●子どもにやらせるよりも親がやったほうが効率的だから
●子どもがやりたがらないから
といった理由があると考えられます。もし前者ならばもったいないです。たしかに子どもが家事をやると危険なこともありますし、時間がかかり非効率かもしれませんが、それ以上にやらせる価値があります。

また、やりたがらないのであれば、それは習慣化させることで自然とやるようになるので、問題ありません。

それでは、子ども(&父親)が家事をやるべき3つの理由をお話します。


家事をやるべき理由①【自律する】

『自立』ではなくて『自律』としたのは、家事をすることで子どものセルフコントロール力が鍛えられるからです。

家事をするためには、どのように進めていくか手順を考えなければいけません。特に、料理の順序は複雑ですよね。慣れてしまえば簡単ですが、子どもには一苦労・・・それでいいんです。

大切なのは考えることです。まずは子どもが考えてみて実行する。そして、うまくいかなかったことは親からアドバイスをもらう。これは、子どもが自主的に計画を立てたり、新しいことに挑戦したりすることに生かすことができます。


家事をやるべき理由②【自立する】

これはシンプルに親元を離れて自立するときの備えということです。一人暮らしを始めたとしても、料理もできない、掃除や片付けもできない、洗濯もできない・・・そんな生活を続ければ、悪習慣が身に付きます。食事に関しては、特に留意すべきです。自炊をせず、コンビニ弁当ばかりになれば栄養は偏り、脳や体に悪影響を与えます。

これを子どもの無気力のせいにはできません。幼少期に家事をする習慣を身に着け、家事をすることが当たり前をしていれば、自立してからも容易に家事をすることができます。


家事をやるべき理由③【男女の捉え方】

ここでは父親が家事をするべき理由を話します。子どもが家事をするのは大切ですが、それと同等かそれ以上に父親が家事をすることが大切です。

これだけ男女が平等という考えが広まりつつあるのに、どこか家事は女性がやるものという捉え方が残っているのは残念なことです。それもそのはず、男性が家事をしている割合はいまだに少ないですから。仕事上の課題もありますが、男性の育休取得率は北欧に比べればまだまだです。

父親が家事をする。その姿を子どもが見る。そうすることで、子どもたちは家事に対する考え方だけではなく、男女の捉え方についても変わります。

男の子なら、父親が家事をしているところを見ると自分もやりたい!と思うようになります。
女の子なら、大人になったときに女性を蔑むような男とは付き合わなくなるかもしれません。


まとめ

子どもが家事をすることで学習成績や人間関係が良くなるという研究結果も出ているくらいです。(詳しい説明は省略しますが)長期休業を機に、子どもに家事をさせてみてはいかがでしょうか?

それではまた次回もよろしくお願いします!

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