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「レポートの書き方」の授業は参考程度に

通信制大学のレポートはさまざまですが、多いのが作文形式です。文字数は大学によってさまざまですが、概ね800~3200字程度でしょうか。課題は基本的にはテーマ型で、あるテーマを出されて、それに従って記述することが多いようです。

レポート課題にどのように取り組めば良いのかがわからなければ、通信制大学で単位を取ることができません。しかし、それを学ぶ場は限られているようです。


大学によっては、「レポートの書き方」についての授業が開講されていることもあるようです。ですので、レポートの書き方について心配な方は、まずその授業を受けてみるのもよいでしょう。

しかし、その授業があまり役に立たないこともあるようです。確かに、内容は文章の書き方や気を付けるポイントだったりするのだけれど、あまりその大学のレポートに取り組むのには役に立たないこともあるからです。


その要因には、そもそもレポートの書き方にはさまざまな正解があり、それを各先生がそれぞれに解釈していることがあるでしょう。

さらに、通信制大学のレポートは通学制のレポートとは違うことがたくさんあります。そのあたりが、「レポートの書き方」の授業でうまく共有されていないこともあるようなのです。


ですから、「レポートの書き方」の授業をまずは受けてみるのは良いにしても、あまりそこにとらわれる必要はないと思います。必ずしもその大学のレポートの役に立つとは限らないことを頭に入れておいて、参考にする程度のほうが良いかもしれません。


執筆者:古原大樹/1984年山形県生まれ。山形大学教育学部、東京福祉大学心理学部(通信)を卒業。放送大学大学院在学中。高校で国語教師を13年間務めた後、不登校専門塾や通信制高校、日本語学校、少年院などで働く。2024年に株式会社智秀館を設立。智秀館学生支援センターセンター長。吉村ジョナサンの名前で作家・マルチアーティストとして文筆や表現活動を行う。

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