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慶應義塾大学通信教育課程の魅力3選

慶應義塾大学通信教育課程の魅力を紹介します。


オリジナルテキストで学べる

慶應義塾大学通信教育課程では、基本的にオリジナルのテキストを用いて学びます。

多くの大学では、市販の書籍を用いることが多いので、大学オリジナルのテキストを用いて学べることは一つの魅力だと思います。


人文科学に力を入れている

慶應義塾大学通信教育課程では、哲学、歴史、文学、図書館・情報学、社会学、心理学、教育学、人間科学といった幅広い人文科学について学ぶことができます。

文学や心理学、教育学については学べるところが多いのですが、それ以外の学問分野について学べるところはそれほどありません。

これは、慶應義塾大学の通学課程の教員が通信教育課程でも教えていることが関係しているでしょう。

この大学でしか学べないような学問領域もあるので、シラバスや教員の専門分野などを確認してみるとよいでしょう。


卒業論文に力を入れている

慶應義塾大学通信教育課程では、卒業論文指導と提出が卒業要件になっています。ですので、全員が必ず卒業論文を作成することになります。

多くの通信制大学では、卒業論文の提出は任意になっています。必ずしも作成、提出する必要はありません。

また、ほとんどの通信制大学では、卒業論文の指導はリモートや郵送によって行われます。指導の機会は2~3回程度で、基本的には自力で作成することになります。

それに比べ、慶應義塾大学通信教育課程では、「卒業論文指導」というリモート、対面形式の指導を年に2回、春秋に行います。

さらに、卒業論文提出の後に「卒業試験」が行われます。試験内容は、「卒業論文審査」と「総合面接試問」があります。

このように、卒業論文をしっかり作成したい学生に対して、手厚く指導がなされます。

卒業論文の例として、次のようなものが紹介されています。

【文学部 第1類】
西田幾多郎『善の研究』における純粋経験概念についての考察
【文学部 第3類】
俳句報国の諸相 -改造社『俳句研究』における戦時俳壇の苦悩と模索について-
【経済学部】
薩摩藩支配下における奄美の黒糖生産~その相対的重要性の変化
【法学部 甲類】
承継的共犯についての考察 -適正な処罰の確保と因果的共犯論との整合性について-
【法学部 乙類】
張学良の蔣介石観 -西安事変前を中心として-

公式サイトより

執筆者:古原大樹/1984年山形県生まれ。山形大学教育学部、東京福祉大学心理学部(通信)を卒業。放送大学大学院在学中。高校で国語教師を13年間務めた後、不登校専門塾や通信制高校、日本語学校、少年院などで働く。2024年に株式会社智秀館を設立。智秀館学生支援センターセンター長。吉村ジョナサンの名前で作家・マルチアーティストとして文筆や表現活動を行う。

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