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33歳に置いていく よく見えるのに見えてないし、よく聞こえるのに聞こえてない。

ちょっと名乗るのめんどくさくなって来た木上智保子です。

私の発達の特性の中でも生きるのに疲れすぎる事象「見えすぎて見えてない」「聞こえすぎて聞こえない」「空気は全く読めない」を置いていきます。

流石に30歳を越えたら目が霞むを覚え始めた視力。今でも裸眼でくっきりはっきり物が見えてしまうくらいには視力がとても良いです。コンサートホールで2階席に座ったくらいであれば人物の確認ができる程今でも目が良いです。

幼少期から鍛え上げた聴力。とっても色んな音が聞こえます。音程はもちろん何でも音が入って来ます。電車に乗れば自分が聞くヘッドホンからの音楽やラジオ、周囲の会話、電車の動く音止まる音、エアコンの音など何でも耳に入って来ます。全部くっきり聞こえて来るぐらい優秀です。

そんなもんだから移動という行為がすこぶる苦手だとやっと気づきました。

全部クリアに情報が入って来るし、脳が常に動き続けるのも相待ってずっと喧しい。必要な情報だけを取捨選択するのがとっても難しいのです。

その場で適切な音量で喋ったり、一緒に行動する相手の話を聞いたり、それらを丁度良く遂行しようとすると不要に力が入って疲れて機嫌が悪くなったり、自分の世界に入りすぎて心ここに在らず宇宙に飛び立っていたり、ただ移動するだけが難しい。

それじゃなくても人間関係の空気を読むのも難しい。

本当に本当に分からない。

空気を読んでいくミッションは、見て聞いて総合的に判断する能力が不可欠なんだと最近気づいて来たけれど難しすぎる。

よく見えるのに見えてないし、よく聞こえるのに聞こえてない。

「学生時代に今くらいの空気感知機能が身に付いてれば…」と深い反省に潜って悲しい気持ちと言葉の自傷行為で心をグサグサ刺しまくれるんですが、そこから抜け出す練習中なんでね。

階段のすみっこのほこりを見て見ぬふりをせず掃除機かけられる私にアップデートだ。

CHIHOKO

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マリンバ弾き 木上智保子
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