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33歳に置いていく 片付けるのが苦しい

智保子です。

iPhone16を購入するか16proを購入するか、先に夫氏が16にしたのを横目に見ながらうんうん唸ってはや数週間な今日この頃です。

私は家事の中でも「片付ける」作業がセットになった作業がすこぶる苦手です。

ゴミをゴミ箱に入れても、ゴミの日に時間通りに出すのが苦痛。お皿を洗うところまでは出来ても、乾かした物を棚に戻すのが苦痛。洗濯物を洗っても干すのが苦痛で何回かまた洗って干す、乾いた服を片付けるのが苦痛。

苦痛の部分はやってしまえば出来なくはないのですが物凄く気分が悪くなって、やりたくないが勝って、何回に一回は成功するみたいな感じ。

気分が悪くなるのは、吐き気が伴う気持ち悪さというよりかは怒りのパワーが強い感じで、やらなくても死なないのにどうしてやらなければいけないのか理解出来なくてのエネルギーがとてつもなく強いです。いー!と癇癪を起こしたくなる様な苦しさが脳を駆け巡っていきます。

やろうとすると「どうして掃除なんかやらなきゃいけないんだ。死なないのに。」と悪魔が囁き動けなくなる。頑張ってやってみても何もない状況になるだけで達成感もなくてまた取り組むまでに時間がかかり部屋が汚くなっている…でも自分ではよく分からない、埃が溜まってたねそっかーぐらいにしか思えないのです。

それが健康的な思考でないことは夫氏と出会って理解していきます。


ゴミ捨て

初めての一人暮らし大学時代は申し訳ありませんが、分別が出来なくて夜中にぐちゃぐちゃのゴミを大量にこっそり捨てて知らぬ顔をしていました。物がなくなっているのを確認してホッとして、最低だったと思います。きっと誰かが何かをしてくれていたのだと思います。ほんとうに申し訳ありませんでした。

夫氏と同棲し始めてからは住んだエリアがゴミの分別も厳しくなく、夫氏がゴミ箱を用意してくれて分別してゴミを捨てる練習が出来るようになりました。

その後引っ越しを重ねてもなんとかゴミを分別するまでは「苦痛」を伴わず出来るようになってきました。

ゴミを捨てるのは伝家の宝刀「忘れとった」が発動し、自発的にその曜日にゴミを正しく捨てるのは出来ていません。どうしても夫氏が出来ない時に「頼まれる」と出来る時が多いです。忘れとったや起きれんかったで出来ない事もしばしばありますが本当に大分出来る様にはなりました。

食事した物を片付ける

今年著しく成長も遂げたのが食器を食べたらすぐに洗うです。料理に使った物はバイトの経験や、洗うのを戸惑っていて忘れて酔っ払って大怪我をした経験からやりながらでも出来ていたのですが、食事に使用した後のものを洗うのが苦痛でした。ある程度水につけておけば汚れも落ちやすいし次の日の朝までには洗っておくからと言って忘れとったの繰り返し。そんな中、物がない状態の方がリラックス出来ると夫氏に言われて身体に電気が走りました。何もない状態、いつでも使える状態がリラックスにつながるなんて考えた事がありませんでした。これは家庭環境にもつながる話なのかもしれませんが割愛。数年間きっと緩やかに諭してくれてたみたいなのですが理解出来ず、今年の秋ハッキリと「しなくてはならない」と言われて苦痛を乗り越えて現状出来る方が多いを獲得し始めました。元に戻す→棚に収納するはまだまだ苦痛が走りますが、優しい夫氏のおかげでなんとかなりそうな気配もちらり。

洗濯物をすぐに干して片付ける

外に出る為に必要な物だから洗濯という行為は出来るのですが、スイッチを押すまでに時間がかかり、洗い終わって干すまでに時間がかかり、洗濯機の中で時間が経ってしまった物をまた洗ってなんとか干して、乾燥させて、片付けるのが苦痛です。

洗う、すぐ干す、服を畳む、収納に片付けるという作業全部苦痛です。

スイッチをなんとかご機嫌に入れられても、終わったよーと音が鳴ってもすぐに動けない。少し乾いてしまってくしゃくしゃすぎる洗濯物だと乾いてもくしゃくしゃだからまた洗う、終わったよーと音が鳴って流石に干さなければとやっと動ける。乾いたら片づけないといけないのが苦痛。夫氏の強力な協力がなければかなり難しい作業です。

先日もうっかりウールのマフラーを洗濯して埃の舞大量発生を引き起こし厳重注意を受けました。
クリーニングに出しに行くのもお金もかかるし取りに行くのも忘れるし苦手です。

33歳にして成長の兆し

涙が出るほど苛立って癇癪して苦しい作業が誰もがこなしてる作業な事が多くてなかなか理解してもらうのが難しかったのですが、自分の脳の特性と持病を理解して、根気良く教育で導いてくれるパートナーのおかげで「片付いている状況を作り出す行為」に苦痛や恐怖を覚える頻度が減ってきました。

「発達障害は個性」なんて声には強く意を唱えたい智保子ではありますが、個性を理解すると世の中に取扱説明書や手助けてくれる人が居ると実感してしまった為に確かに「個性と言葉にする事は間違いではない」と苦しくて叫びたくなる今日この頃ですが、もう仕方がないとたかを括って「普通の積み重ね」をするお稽古を生涯かけて積み上げていこうと気がつきました。

普通に憧れていたけど、憧れではなく取り組めば普通を経験出来た小さな達成感が徐々に大きくなってきているのです。

同じ33歳に比べると「まだそんななの?!」と言われて仕方ないけど、人は気づいたところから変われるってポジティブ系な人達が言ってるからそれに乗っかってみたいのです。

さっきお風呂に入ったけど、お湯を抜いた後にすぐに湯船を掃除して換気扇を乾燥モードにして上がれました。次も挑戦するよ。

CHIHOKO

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マリンバ弾き 木上智保子
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