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📖この本で孊んだのこず。『薄っぺらいのに自信満々な人 抎本博明』

①仕事ができない人は、自分が仕事できないこずに気づかない。

胜力の䜎い人は、ただ䜕かをする胜力が䜎いず蚀うだけでなく、自分の胜力が䜎いこずに気づく胜力も䜎い。たさにこのこずが䜕故か仕事のできない人ほど自信を持っおいるずこずの番の理由ず蚀える。物事を理解する胜力の䜎さが、自己認知も劚げるため自分が胜力が䜎いずいう事実にも気づかない。自己認知力を高めるず、自分の胜力の䜎さにも気づくこずができた。

②できる人は、認知的耇雑性が高い。

認知的耇雑性ず蚀うのは、物事を耇雑に、぀たり倚面的に芋るこずができるかどうかず蚀うこず。認知的耇雑性が䜎いず蚀うのは、非垞に単玔なものの芋方をする。認知的に単玔な人ず蚀うこずになる。認知的に単玔な答えを぀けたがる。物事を倚面的に芋るこずができず、䞀面的に芋おしたう。

③楜芳的に構想し、悲芳的に蚈画し、楜芳的に実行する。
京セラ創業者 J皲盛和倫氏

ポゞティブ思考によっお、モチベヌションを高め、チャレンゞ粟神を錓舞する倧切さ。それず同時に慎重に蚈画するこずの必芁性。
「蚈画の段階では、悲芳的に構想を芋぀め盎す必芁がある。悲芳的ずは、どのくらい難しいのかを慎重に、小心に考え尜くすこずです。」
これらネガティブ思考によっお、起こり埗る事態をシュミレヌションしながら、甚意呚到に蚈画を立お、䞇䞀の堎合の察凊法を考えおおくこずを指すものず蚀える。

「この悲芳的な芁玠に察する察策を緎った䞊で今床は楜芳的に行動ぞ移るのです。実行段階でも悲芳的に考えおいたのでは、成功ぞの果敢な行動などずれるはずがありたせん。

④成長する人間は䞋方比范ではなく、䞊方比范

●䞋方比范自分より劣る人ず比べる。「自分の方がずっずよくできる」、 「あい぀よりマシだろう」ず自信を保おる。努力せずに自信を保぀方法。 自尊心を維持する。成長から倖れる。

●䞊方比范自分より優れな人ず比べるこず。「自分はただただだ」ず思い優れた人を意識するたびに「もっず頑匵らないず」ず向䞊心ず䞍安を䜵せ持぀を぀。成長する人の思考。

⑀自信をもおるかどうかは、他者に倧きく䟝存する

自分の䟡倀を感じられるかどうか、぀たり、自信をもおるかどうかは、他者からの承認に倧きく䟝存しおいる。人間ずしおの䟡倀ず蚀うのは、決しお人からどう芋られるかで巊右されるのではないかなのだが、呚囲の人たちが認めおくれるかどうかで、自分の䟡倀が決たるず思っおいるかのように、人の意向を気にしおいる。人の期埅に応えたいず蚀う思いで成長し、期埅に応えられるこずによっお自信を持぀。それは人間の成長プロセス。

⑥セルフ・ハンディキャッピング

自分にハンディがあるず匷調したり、実際にハンディを䜜り出したりしお、倱敗した時の傷぀きを和らげようずするもの。

「このずころ、サッカヌやっおない。久しぶり」

人からネガティブな評䟡を受けお傷぀かないように、必死の自己防衛をしおいる。

⑊異質な存圚が気づきをもたらす。

自分の思考パタヌンや感情性の匱点に気づくきっかけを䞎えおくれるのは、倧抵自分ずは経隓や䟡倀芳が違う異質な人物だ。䌌たもの同士で固たっおいおはそのような気づきは埗られない。
成長する人間が䌌たもの同士で固たらないタむプだったり、遠慮のない議論ができる関係を奜んだりするのは、そうした事情による。自分が無意識のうちに前提ずしおいる考え方や感受性が通甚しない盞手によっお自分の特城に気づく。倖囜に行っお普段圓たり前ず思っおいるこずが通甚しない。珟実に盎面しお、自分はやっぱり日本人だなぁず改めお実感するようなものだ。

特に、日本人には䞀定䞍倉の自分などず蚀うものはない。誰ずいる堎面かによっお匕き出される自分が違う。それが日本的な自己のあり方だ。蚀葉遣いに端的に珟れおいるように、盞手に応じお倉幻自圚に自分の圢を倉える。私たちに、日本人は盞手によっお出しやすい自分ず出しにくい自分ずいうものがあるのだ。故に、い぀もの人間関係の䞭では、無意識のうちに抑圧しお出しおいない自分が普段ずは異なる人の関わりの䞭で、匕き出されおくるず蚀うこずがその意味でも異質な他者の関わりを新たな自己発芋に぀ながるのである。

⑧コミュ力が高いずは、立堎や䟡倀芳が異なる盞手ず信頌関係が気付けるこず

おもそも内茪でない人物ずいかにしお意思の疎通をよくしおいけるかずいう点でコミュカが問われるのである。内茪の銎れ合いのやりずりがいくらできおもコミュ力が高いこずにはらない。

たた、䞀方的な自己䞻匵がいくらできおも、コミュ力が高いずは蚀えない。盞手の立堎や芁求を汲み取りながらうたく説埗できる人物、立堎の異なる盞手ずも理解し合い信頌関係をくこずができる人物がコミュ力が高いのである。

぀たり、コミュ力には、堎を盛り䞊げる力や自己䞻匵力だけでなく、傟聎力、共感力、理解力、想像力なども含たれる。

⑚孊習目暙ず業瞟目暙

ここで心理孊者ドりりェックの達成目暙理論をみおみよう。ドりりェックは、達成目暙には孊習目暙習埗目暙ず業瞟目暙成果目暙の二皮類があるずいう。

孊習目暙ずは、䜕か新しいこずを理解したり習埗したりできるように自分の胜力を高めたいずいう目暙のこずである。前の䟋で蚀えば、「日本の歎史に぀いおもっず深く理解したい」ずか「商品知識や営業スキルを磚いお営業胜力を高めたい」ずいうのが孊習目暙に盞圓する。

䞀方、業瞟目暙ずは、自分の胜力を高く評䟡されたい、あるいは䜎く評䟡されるような事態を避けたいずいう目暙のこずである。前の䟋で蚀えば、「日本史の詊隓でよい成瞟を取りたい」ずか「どんどん商品を売っお営業成瞟を䞊げたい」ずいうのが業瞟目暙に盞圓する。

いわば、孊習目暙を持぀タむプは自分の胜力の向䞊や成長を求め、業瞟目暙を持぀タむプは自分の胜力に察する評䟡にこだわるず蚀える。

⑩自立ずは反抗によっお぀くられる

芪に反抗するこずで自分ができおくる。芪の蚀いなりに動くロボットじゃないんだ。自分のコントロヌラヌは自分で逃げるんだず蚀っお自己䞻匵するのが反抗だ。反抗によっお自分が䜜られ自立しおいく。反抗ができなかった人は自立ができおいない。だから、自信が他人に察しお䟝存的になる。無理しお人に合わせるばかりになり、それで疲れる。そのような人盞手の目にも魅力的に映らない。


いいなず思ったら応揎しよう