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日々のできごと

今日は趣向を変えて、日記のようなものを、書いてみようと思います。


12月某日

注文したおぼえのない「デラックス日輪刀」が届いた。

(新手の詐欺かなと思いましたが、日輪刀を欲しがっていた姉の子どもにクリスマスプレゼントをAmazonで送ろうとしたサンタさんの配送先選択ミスでした。)

鬼滅の刃のことをほとんど知らないので、「水の呼吸」という言葉が、すごく綺麗だな、と感じる。滝や渓流などの美しい水辺を撮った写真集のタイトルみたい。


12月某日

朝からとても霧が深くてずっと見ていた。
遠くが白く霞んで、淡く見えなくなっていて、見えない部分は世界が途切れているかもしれないと思った。
霧の日はぜんぶがとおざかる感じがして好き。
遠いものが好きなんだと思う。


12月某日

いろいろ重なり落ちこんでいたけれどアルーントレードさんの呟きをみて、癒された。

ほっこりして、気持ちが持ち直せました。
アルーンさん、ありがとう。


12月某日

ずっと読みたかった本を読む。

米本さんの前回の評伝も素晴らしかったけれど、まさか超えてくるとは思わなかった。
記者出身ならではの事実の積み重ねと、文学的想像力。どちらかに偏らず、そのどちらもが活かされて編まれた世界にのめりこむ。
石牟礼道子さんが渡辺京二さんに向ける親愛、渡辺京二さんが石牟礼道子さんに向ける慈愛、そのふたりのありさまに向けられた米本さんの敬愛、そのなかで繰り広げられる会話、ふたりのゆくえ、道子の死、京二の言葉、わぁぁ、わぁぁ、と思いながら読んでダーッと泣く。

米本さん、ありがとう。


12月某日

宇宙飛行士、野口聡一さんのTwitterを見る。宇宙からの美しい写真をリアルタイムで見られるしあわせ。

YouTubeもやっている。宙を舞う唐揚げ…。


12月某日

毎日noteを読んでいる。私は週に1,2回しか記事をあげないけれど、フォローしている人たちのものはほぼ毎日読んでいる。面白い。書くよりほぼ読んでいる。

だれかの書くものを継続して読んでいると、その人自身の多角性や、その日の状況、ゆらぎ、変化なども見えてきて、よりその人のことを好きになる。ゆらぎは魅力でもあるし、ゆらぐからこそ変わらないものも仄見える。
「なんとなくこの人の書くもの、空気感がいいなぁ」くらいの淡い印象だった人でも、だんだん知るにつれて、「あぁ、好きだなぁ」になってゆく。
そして好きになると、より読むことが楽しい。
それが日々をつくってくれている。



でも無理はせず、できる範囲で読んでゆき、自分自身も負担のない範囲で書いていけたらいいなと思う。

noteは、愛をシェアすることがうまい人が多いな、という印象。私はまだそのあたりがじょうずにできないけれど、いつかは誰かのためになるような動きができたらいいな、と思う。いまは、ちいさく、ちいさく愛を伝えていきたい。できる範囲で。



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