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音楽の感想

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#エブリシング・バット・ザ・ガール

EBTG(Everything But the Girl)2002-2023年(感想)_時代に合わせて変化するソロ作

EBTG(Everything But the Girl)は、Ben WattとTracey Thornが1980年代前半から活動しているユニット。以下に2002年以降にEBTGとしてリリースされたアルバム/シングルと、いくつかのソロ作品についての感想などを。 1996-2001年リリースについての感想はこちら。 Corcovado (Knee Deep Mixes) (2002年)EBTGによるAntonio Carlos JobimのカバーはDrum'n'Bassだっ

EBTG(Everything But the Girl)1996-2001年(感想)_リスニング用Drum'n'Bassと、踊れるリミックス

EBTG(Everything But the Girl)は、Ben WattとTracey Thornが1980年代前半から活動しているユニット。以下に1996年以降にEBTGとしてリリースされたアルバム/シングルといくつかのソロ作品についての感想などを。 1988-1995年リリースについての感想はこちら。 Walking Wounded (1996年)同名アルバムからのシングルカット曲は、Drum'n'Bassのリズムにのせてさらなる音楽性の変化が聴ける。UKシング

EBTG(Everything But the Girl)1988-1995年(感想)_AOR路線からダンスビートへの転換

EBTG(Everything But the Girl)は、Ben WattとTracey Thornが1980年代前半から活動しているユニット。以下に1995年以降にEBTGとしてリリースされたアルバム/シングルといくつかのソロ作品についての感想などを。 1982-1986年リリースについての感想はこちら。 Idlewild (1988年)大人向けのポップスといった雰囲気の落ち着いた曲が多く、雨の日曜午前とかに家でまったりと聴きたい音楽。UKアルバムチャート13位。 過

EBTG(Everything But the Girl)1982-1986年(感想)_優しく寄り添ってくれる初期の名盤

EBTG(Everything But the Girl)は、Ben WattとTracey Thornが1980年代前半から活動しているユニット。 2023年4月には24年振りのニュー・アルバム『Fuse』をリリース。正直に言ってこれまであまり注目していなかったのだけど、過去作から遡って聴いてみるといくつか耳に馴染んだので、以下にEBTGとしてリリースされたアルバム/シングルといくつかのソロ作品についての感想などを。 A Distant Shore/Tracey Thor