見出し画像

イギリス・オックスフォードから一人旅はじめました。

イギリス留学中、友人達と何度か遠出をする中で、イギリス内の宿泊や移動方法など、旅に必要なノウハウは少しずつ教えてもらった。

そしたら今度は、一人でも行ってみたくなった。ということで、ここで初めて一人で遠出することにした。

今回の目的地はオックスフォードとストラスフォード=アヴォン=エイボンだ。今回の記事ではオックスフォードについて。

(↓前回までのあらすじはこちら)

学園都市オックスフォード

誰もが一度は耳にしたことがあるだろうオックスフォード。なぜかは知らないが、私もオックスフォードの名前は、いつの間にか頭の中にあった。

オックスフォードはイギリスの中部に位置する歴史ある都市。市内を散策するだけでも、その歴史的な景観を楽しむことができる。

オックスフォードの名前の由来は、テムズ川の支流であるイゼット川の渡しの近くに位置していたことに由来する。ford(フォード)は川や小川の浅瀬という意味で、動詞では「川を渡る」「浅瀬を渡る」という意味になる。

さて、ここでは特に記憶に残っている場所を三つの場所を紹介したいと思う。

クライストチャーチ・カレッジ

オックスフォードといえば大学だろう。オックスフォード大学は世界で最も古い大学の一つ。

大学は1096年に創立され、その歴史は900年以上にわたる。38の独立した学院から成り立っていて、各学院は独自のキャンパスがある。

クライストチャーチ・カレッジは、オックスフォード大学の中でも最も古く、最も大きなカレッジの一つだ。

カレッジにあるトム・タワーはオックスフォード市内のシンボルの一つであり、大学のキャンパス内でも最も目立つ建築物の一つとして知られている。

トム・タワー

このクライストチャーチ・カレッジはハリー・ポッターの映画に登場するホグワーツ魔法学校のモデルにもなった。実際に映画に登場するシーンの中には、ここの建物やキャンパスで撮影されたものもあるそうだ。

ラドクリフ・カメラ

オックスフォードの建築物の中でも、一番印象深かった建物がこのラドクリフ・カメラだ。

ラドクリフ・カメラ

この建物は何に使われているのか? それは図書館だ。

18世紀に建設された円形の独特な外観が非常に特徴的だ。内部に入ることはできなかったが、こうして間近で外観を楽しむことはできる。

ちなみに「カメラ」という言葉は、ラテン語の「Camera」に由来し、ここでは「部屋」という意味で使われている。

アリスショップ

クライストチャーチカレッジの近くに「Alice's Shop」と赤い看板が掲げられているお店があった。

ここは「不思議の国のアリス」に関連する商品が販売されている。

「どうして不思議の国のアリスがここに?」と思い調べてみると、作者であるルイス・キャロルは、オックスフォード大学で数学の講師をしていたとあった。

オックスフォード大学のクライストチャーチを卒業後、講師になるぐらいなので、よっぽど数学者としても優秀だったのだろう。

あの不思議の国のアリスの作者が、本職が数学の教授ということを、私はこの時初めて知った。

ここで教鞭をとりながら、創作活動を行い、不思議の国のアリスが創られたのなら、あの物語の世界観はオックスフォードで培われた彼の経験と深く関係しているのかもしれない。


他にも色々街を散策しましたが、残りの写真はインスタグラムにアップしようと思います。

ここはたぶん「ため息橋」と呼ばれる場所だったはず

いいなと思ったら応援しよう!

ちしょう(智彰)@禅僧
最後までお読みいただき、ありがとうございます。お志がございましたら、お布施をお寄せください。No donation Requested, No donation Refused.主催している坐禅会に参加して頂くことも大きなサポートになります。

この記事が参加している募集