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それぞれがそれぞれに『役目役割』
算命学ではとてもよく使われる『役目・役割』という言葉のお話です。
一般的に使う場合は、(女性なら)娘として、妻として、嫁として、母としてということになりますし、社会でなら個々のお立場によって変わることもありますね。
人生に『役目役割』があるということは、少々のしがらみがありますが強い生きがいにもなります。
算命学では、そのひとの宿命に現れる『役目役割』にとてもこだわります。それは、そのためにあなたが誕生した深い意味あいがあるからです。
「これは私の役目だとふと考えて上手くいきました」と熱く語る成功者の体験談が全てのひとに当てはまる訳でもなく、個人の力量と努力によるものだと私は思います。
ですから、個人の思いつきやヒラメキとは少し違います。
◆[自然の法則]に従っての『役目役割』
例えば、長男である夫は宿命に[墓守りの星]というものがあります。
これは文字通り、先祖から引き継がれている墓を日々感謝しながら守るという意味あいのものです。
両親が離婚している夫には墓が2つあり、父方の家・母方の家の墓の世話があります。
母方の墓は、自宅からまあまあ離れたところにありますので1日がかりになります。
そのようななか彼はお盆やお彼岸に関わらず、せっせせっせとマメに通います。
夫は特に深い信仰心があるわけでなく、かといって算命学の知識があるわけでもありません。私もあえて伝えていませんので誰に頼まれたわけでもなく、本人の意志でしています。
「墓参り、大好きなんだよねぇ。気分が良くなる…」と達成感を感じながら(多分)その日の晩酌をいつもより勢いよく呑んでいます。
墓守りすることは彼の宿命にあるものですので、自然の法則に従っています。すなわち、夫の人生にとっては重要な役目役割の一つなのです。(もちろんこれだけではありませんが)
反対に、このような宿命を持つひとが先祖の墓を蔑ろにし、一切墓参りもしないようでしたら運命は味方しません。
◆単なる思いつきではない人生の『役目役割』
実際には、算命学の知識のない夫が簡単に辿り着いたのではないと思います。ある程度の年代になり、様々な善悪の体験や自身の心の対話があってのことだと私は思います。
(いつものように)話しが脱線しますが、少しだけ墓参りについて…
私たちが迎える還暦(60歳)の前後は、それまで先祖があなたを守っていましたが
「そろそろ自立しなさいよ」というもので、どのようなひとでも先祖の恩恵はなくなります。
ですから若いときから先祖の強い恩恵を受けた方は、少し考えなくてはなりませんね。
したがって、昔からお年寄りが熱心に墓参りをするのは自然の理であることなのです。(墓マイラーではないですが、私も墓参り、嫌いじゃないです…)
なんでもかんでも「役目役割に縛られずに私たちは自由になりましょう」
という気風は、受取り方を間違えないよう注意しなければなりませんね。
一緒に考えましょう。
智泉堂/清徳泉里
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