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目上運、目下運
今回は、社会での人間関係のお話です。
算命学では、『目上運・目下運』と分けてあなたの命式を読み解いていきます。身内なら親や先祖が“目上”で、子どもや孫などは“目下”になりますが、今回の記事では、社会においての目上目下の関係性についてお伝えします。
社会では、あなたからみて上司や先輩・顧客などが“目上”にあたり、部下や後輩などが“目下”です。命式により、あなたに目上運があったり目下運が薄かったりします。また、その逆もあります。
社会にでると目上運のあるひとは、上司や先輩たちに恵まれ、ある程度の努力であなたの優れた才能が発揮できたり、新人にも関わらず大きな仕事を成功させたりします。
これは上司や先輩たちがあなたの運を引きあげてくれるのです。ですから、思いもよらず社運をかけたようなプロジェクトに抜擢され、結果を残すようなひとになります。(もちろん、目上運だけではありませんが…)
一方、目上運の薄いひとは、大概その逆が待っています。人一倍の努力をするものの、結果でず仕舞い。悔しい思いを何度もし、転職も繰り返すかもしれません。
しかしやがて社会人としての後半は、上司も先輩も少なくなります。
あなたに目下運があれば、今度は部下や後輩たちが自然とあなたを後押ししてくれるのです。あなたの考えや行動に手放しで賛同し、協力を惜しまないような人材に恵まれることでしょう。若い時の下積みや努力が結果となり、大成します。
ですので、目上運はあっても目下運が薄いというひとは、晩年は自力の人生となるであろうことを心得ておく必要があります。
一般論ですが、ひとは若い時の成功は時代の運だと捉え、晩年になってからの成功は当人の努力の賜物と称されます。「あのひとは苦労とともに人間性を高め、心の次元を上げたのですね。」と後世に語られるわけです。
ですから、決して現在「仕事が上手くいってないな…。」というひとでも、『今ではない』と気持ちを切り替えて努力し続けることが重要です。
では、目上運も目下運も薄い場合(大体どちらかをお持ちの方が多いです)
「たくましく生きなさい」という算命学の大自然からのメッセージです。
と同時に、あなたにそれだけの力量が備わっているという意味でもあるのですよ。
智泉堂/清徳泉里
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