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ruindig
小学生向け・お寿司の歴史
お寿司の歴史は、とても長くて面白いんだよ!昔のお寿司と今のお寿司は、少し違っていたんだ。
### 1. **お寿司のはじまり(約2000年前)**
お寿司は、もともと魚を長い間保存するための方法として生まれたんだよ。昔の人は、魚を塩とごはんで包んで、しばらく置いて発酵させたんだ。これを「なれずし」といいます。このころのお寿司は、ごはんは食べずに、魚だけを食べていたんだ。
### 2. **ごはんも一緒に食べられるようになった(約500年前)**
だんだんと「ごはんも一緒に食べたい!」と思う人が増えてきたんだ。それで、発酵の時間を短くして、魚とすし酢で味をつけたごはんを一緒に食べる「早ずし」が生まれたよ。このころは、地域ごとにいろんな形のお寿司が作られるようになったんだ。
### 3. **にぎり寿司の登場(約200年前)**
今みんなが知っている「にぎり寿司」は、江戸時代(約200年前)に東京で生まれたんだよ。お店の人が小さくにぎった酢飯の上に、新鮮な魚をのせて出すスタイル。これがとても人気になったんだ。当時はファストフードみたいに、道端でサッと食べられるものでした。
### 4. **世界に広がったお寿司**
最近では、日本だけじゃなくて、世界中でお寿司が食べられるようになったんだ。外国では、アボカドやクリームチーズを入れた巻き寿司など、日本にはないユニークなお寿司も生まれているよ!
### 面白い豆知識
- 昔のお寿司は冷蔵庫がなかったから、酢や塩で魚を長く保存していたんだ。
- お寿司の「すし」という言葉は、「すっぱい」という意味から来ているよ。
だから、お寿司は長い時間をかけて今の形になったんだね!歴史を知るともっとお寿司が好きになるね!