きのう、書いた文章がすべて消えてしまった。悲しい。ようやく、気持ちがもどってきた。なんとなく、同じような文章を書けたらいいな、と。 あまりにも現実の世界があわただしく、すっかりと月日がすぎてしまった。 気づいたらわたしのだいすきな彼は国のおつとめから帰ってきて、けれども、わたしは彼が出発したときのわたしではなくなっている。 ただ、あの頃といまのわたしの状況があまりにも変わってしまったからなのだと思う。 数年前、コロナによって世界が大きく混乱していた。けれど、当時のわた