見出し画像

読了「豆の上に眠る」|湊かなえ

湊かなえさん作品で初めて読む本。

身体の弱かった姉にだけ、特別に感じる母の愛情。そんな姉が行方不明になる。行方不明になった原因は誘拐だと考え、どうやって実行したのか、犯人の思考はこうだと、日常的に犯人探しを妹に手伝わせる母親。数年が経ち、ようやく見つかった姉を家族全員が喜んで迎えたが、妹は突如現れた「姉」に疑念を抱く。しかし、母は妹の疑念や違和感全てを否定し続ける。

突然行方不明になった子供を見つけるために手段を選ばない母親、狂気だった。

#読了 #湊かなえ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?