印刷所見学について
お世話様です。千里印刷所です。
中の人が趣味で運営している印刷所は、南関東某所に位置しております。
そのため、双方合意のうえで印刷所見学や打ち合わせを受け付けております。
今回は仕様についての打ち合わせでお客様が一名いらっしゃいました。
ざっくりした流れですが、最初はレター小説のカップリング割とオプションについての細かい打ち合わせ。
その後、文字書きあるあるや便利なツールをお伝えしたり、歓談をしてお見送りをして終了、という内容でした。
せっかくなので子細を書かせて頂きます。
最寄り駅にて待ち合わせ後、昼食を仕入れ、住居兼印刷所へご案内し、当人は見学者に許可を頂いたので昼食と飲酒(赤ワイン)を始めます。
二人で昼食後、封蝋選びを始め、受注数が決まっていたので
「半々で封蝋を選んでも料金は変わりませんよ?」
と提案させて頂き、封蝋の色もご提案させて頂きました。(多分ワイン二杯目)
その後、せっかくなので封蝋の実物をその場で作っているとワインがなくなったので火をいじりながらワインを足し、封蝋を作り終わると、その場でレクチャーしながら、封蝋作りを体験して頂きました。
封蝋が決まると、封入するチャーム選びが始まります。
カップリングの性格や色味を反映させ、細かい作業を、(ワインを飲みながら(もはや誰も止めない))その場でチャームを作り、何が一番理想に近いかをヒアリングしながら試行錯誤を続けます。
人魚の涙をモチーフに、アメジストとアクアマリンに決定し、当初の予定とは全く違う方向に転びましたが、これこそ現場で触るリアリティのおかげだと思います。
その後、レター小説の核でもある便せん選び、ならびに即興でフレームを調整して罫線を引いて色味を変えたり等をして、便せんの絵柄を確定します。
レイヤーのラスタライズとか覚えてて本当に良かった……。
最後はフォント選びです。
千里印刷所はフォントワークスさんに納税しているのと、一太郎を定期的にバージョンアップしているので、そこそこの量の有料フォントがございます。
漢字・平仮名・カタカナ・記号をおりまぜた即興の例文を作成し、ヒアリングをしつつお好みのフォントを選んで頂きます。
今回は「筑紫アンティークL明朝体」「リュウミン」で確定いたしました。
これにて仕様の話し合いは完了です。
正味、3時間強でしょうか。納得いくまでのヒアリングは充実したお時間でした。
その後は同じ文字書き同士、ツールのお話、書き方について語り合ったり、赤ワインを飲み交わしたり。
お相手様にも満足頂けたようで充実した一日でした。
ちなみに、文中でも何度も出てきた赤ワインはこの子です。
箱でワインを常備しているため、実質ワイン飲み放題です。
さらに言うと、ウォーターサーバーもあるので美味しい水も飲み放題です。
50種類の表紙用紙に、紐しおり、無数の紙サンプル、本文用紙に作品例など、様々な飽きない印刷物をご用意してお待ちしております。
ちなみに、ポートフォリオも一通り揃っております。
空き時間にはこちらを見て頂く事も間々ございました。
印刷所見学に興味が沸いた方は、ツイッターのDMまたは、メール(chisatprint☘️gmail.com)にて一度お問い合わせくださいませ。
その後、音声チャット等で一度お話後、日取りを決めてご案内させて頂きます。
本日も、最後までお読み頂きありがとうございました。
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