パーソナルブランディングが必要な理由:無形商品を売る起業初心者さんへ
初心者女性さん、自分のブランディング意識してますか?
先日のセッションでは
「ブランディングがなんなのかわからない」
という起業20年のベテランさんがいらっしゃり驚きましたが
やっぱりブランディングってわかるようなわからないような
ふわっとした言葉なのかなと気づきました。
マーケティングと混同する方も多いですが
マーケティング=商品を効率的に売るための仕組みづくりと活動
ブランディング=商品の価値やイメージを高めていく活動
うーん、まだわかりにくいかな。
要するにブランディングは
お客さまに、商品にいいイメージを持ってもらう活動なんですね。
そしてタイトルの”パーソナルブラディング”
パーソナル=人ですよね。
これは、あなた自身にいいイメージを持ってもらう、好きになってもらう活動のことです。
商品じゃなくて、人?と思うかもしれませんが
特に、目に見えない「無形商品」を売る場合このパーソナルブランディングはとても大切です。
今日はパーソナルブランディングがどうしてそんなに重要なのか
どのように始めればいいのかをわかりやすく説明しますね。
無形商品とは?
「無形商品」って何でしょう?
形が無いと書いて無形商品。
目に見えない商品やサービスのことです。
例えば、コーチング、コンサルティング、オンライン講座、カウンセリンなどですね。
買う前に結果を見ることができない、手に取ることができない、購入してみないとわからないので価値を伝えるのが難しい商品です。
だけど、この分野の競争が近年ますます激しくなってますよね。
そこでパーソナルブランディング
パーソナルブランディングとは
あなた自身の個性や価値をブランド化して、お客さまに魅力を伝えることです。
つまり「あなた自身」を商品として見せることです。
パーソナルブランディング?それっておいしいの?
パーソナルブランディングをするとどんないいことがあるでしょうか?
無形商品のような目に見えない商品よりも
目の前にいるあなた自身をブランディングするほうが
何倍もお客さまにとってはわかりやすいですよね。
商品の内容はマネできても
あなた自身の個性は他人にマネされにくいので
熾烈な競争の中、パーソナルブランディングするほうが差別化しやすいのです。
今日はパーソナルブランディングの効果を3つご紹介しますね。
信頼度UP: 無形商品は目に見えないため、お客さまはその価値を理解するのが難しいです。そのため、商品そのものではなく、あなたの信頼度が直接商品への信頼度となります。
どんな人かな? 親身に問題を解決してくれそうかな? 自分と合いそうかな? 経験豊富かな? など提供者への信頼が売り上げに直結します。パーソナルブランディングを通じて、あなたがどんな人で、どのように役立つかを伝えることで、少しづつ信頼を貯金していきます。差別化に必須:無形商品は ライバルが山のようにいます。ライバルと商品の違いを出したところでお客さまには気づかれません。あなたの個性や経験を全面にだしたパーソナルブランディングなら、あなた独自の強みやウリをわかりやすく伝えることができます。
一貫性を保つため: あなたの思いや強みを軸にしたブランディングならメッセージに一貫性を出すことができて、お客さまの記憶に残りやすくなります。また人柄を出すことで、共感を得られ、あなたのことが好きな人が自然に集まるのでビジネスが楽しくなります。
どうやってパーソナルブランディングを始めるの?
パーソナルブランディング、いいことづくめじゃない?でも難しそう。
という方にカンタンなステップをご紹介します。
必ずこの順番でやることが大切。
自分を知る: 自分がどんな人で、どんな価値を提供できるかを考えましょう。あなたの経験やスキル、好きで好きでしかたがないこと、理想の未来像、逆にやりたくないことをリストアップしてみてください。
目標を設定する: 次に、あなたのどんなスキルでどんなお客様の問題を解決したいか。そしてその先にどんな未来を創りたいかを言語化してみます。
メッセージを作る: 1と2がわかったらブランドキーワードをつくります。
「私は(誰の)(どんなお悩み)を(どんな方法)で解決する(肩書)です。
たとえば「わたしは30代後半の1年以内に結婚したいという問題を、外見とマインドの両方を週一回のマンツーマンコーチングで底上げする、婚活コーチです」オンライン上で発信: SNSやブログ、ウェブサイトなどで情報発信。上のブランドキーワードからブレないように統一性のある発信で信頼感、専門性が築かれていきます。短期間で成果の出るものではないので、根気よく継続しましょう。
当たり前に聞こえることをさらっと書いてますが、これが結構大変だったりします。
これはブランディングに興味があろうがあるまいが、起業をしたい人ならぜーったい避けて通れない道なんです。
そして、私自身10年このステップでつまづいて進めなかった。
マーケティングをUCバークレーで学び、それでも自己理解から逃げてたから学びを活かせませんでした。
振り返って私が思うことは
いくらマーケティングの知識をつけても
ブランディング構築を怠るとマーケティングすらできない。
ブランディングあっての、マーケティングなんです。
だけど冒頭で言ったとおり
ブランディングってなにかわからないという人が多い。
ブランディングしましょうと言ったところでお客さまの目を引かないので
ブランディングを教える人も少ないんですよね。
ブランディング講座があっても、企業向けだったりリアル物販だったり。
パーソナルブランディングを教えますと言っても儲からないから教える人がいないという現状なんです。
ということで
自分でもできるように
次回はこの先のステップをご紹介しますね。