どこか乙女チックなたぬき
私のたぬき(信楽焼のたぬきに似ている彼氏)はどこか乙女チックです。
ガタイがいいのに、可愛いものが好きで、ふわふわなぬいぐるみを沢山持っています。それに、たまにふざけてやる上目遣いが妙に上手で、送ってくれるLINEのスタンプも、女の子が使ってそうなものばかり。ルックスは可愛くないのに、可愛く見えてくるんだから、本当に不思議な感じです。イヤサレル(*´꒳`*)
そんな乙女チックなたぬきと私は何もかも合いません。合うものといえば、好きなキャラクターくらい。それ以外は、性格や考え方、好きな音楽ジャンルなど、何ひとつ合いません。
そんなたぬきと私は、ある時、1冊の漫画に出会いました。
ドメスティックな彼女
アニメも現在放送されているようなので
ホームページのリンクを貼っておきます。
あらすじを大まかに説明すると、
主人公は学校の先生に片想いをしていて、ある日その先生の妹とたまたま身体の関係を持ってしまいます。その後、主人公と片想いの相手&身体の関係を持った相手(姉妹)は、親が再婚をして、兄妹になります。こんなお話です。
この漫画のあるシーンを読んだたぬきは、珍しく興奮している様子でした。どんなシーンかはネタバレになるのでご注意を…
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そのシーンは、主人公が、付き合っていた彼女と別れるシーンでした。
お互い好き同士なのに、相手を想うからこそ本音で話せず、関係が悪化。お互いに笑顔でいられない状態だから、別れるというそんなシーンです(※ざっくりとした説明です)。
このシーンを見たたぬきいわく
「うわぁーん!お互い好き同士なのに~(;A;)」
「でも、相手を想いやったからこその結末…美しい…」
それに対して私は
「お互い好き同士なら別れなきゃいいのに!」
「相手を想っていたとしても、別れるということで、お互いを(ある意味)悲しませてるんだから、この展開は良くない!」
…全く意見が合いません。
たぬきの感想を聞いた私は、とてもイライラしました。もし、たぬきが私を想って別れるなんて今後言おうものなら、激怒しそうです。
確かにたぬきのような意見の人も沢山いると思います。私だって、「相手を思いやっての行動」自体は美しいと思います。でも、だからといって別れるのは違う気がするんです。だって、別れたらそこで終わりじゃないですか。
私がもしこの状況に陥ったら、さっさと本音で話し合って、笑い合える関係に戻りたいです。悲劇のヒロインのように、ただ現実を嘆くだけにはなりたくないんです。
このnoteを読んでくださった皆さんはどう思ったのでしょうか。気になります。
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たぬきとこの漫画の展開について話し合って、相手を想って別れを選択するのも、ある意味愛情表現のひとつなのかなと思いました。
でも思うんです。
たぬきよ…。好きな相手を想って別れると、いつまでもその相手のことを忘れられずに嘆き悲しむ日々が続くのではないか…?そんな日々、送りたいと思うか?
乙女チックなたぬきには、どうか、ただ現実を受け入れて嘆き悲しむだけの、悲劇のヒロインにはならないでほしい。あわよくば、「どんな逆境でも乗り越えちゃうぞっ꙳★*゚」と言いそうな、めちゃんこポジティブなヒロインになってほしい。
ついついこんなことを考えてしまいます。
でも、この意見は私の一方的な想いですから、押し付ける訳にはいかないんですよね。
とりあえず私は、この漫画のような展開にならないように「いつも笑顔でいようね」と脳内のたぬきと誓いあっておくことにしました。
みなさんも、相手を想いやるなら、お互いに悔いのないようにしようね…。
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