台湾の麻婆豆腐の素を使ってみた
去年、麻婆豆腐にハマり、全聯(台湾のあちこちにあるスーパー)で麻婆豆腐の素を何種類か購入。
麻婆豆腐の素は中国語で“麻婆豆腐醬”などと言うみたい。
でも結局、1,2回作ったあとは「冷蔵庫の中にひき肉ないなー、また今度にしよ」が続き、気づけば麻婆豆腐の素は棚の奥へ・・・。
一昨日、旦那さんと「明日のお昼ご飯どうするー?」と話していたら、旦那さんが「麻婆豆腐の素まだ使ってないんじゃない?ひき肉がなかったら買ってくるから作って」と言われて作ることに。
ちなみに旦那さんによると、ひき肉は中国語で“絞肉”。でもネットで検索すると違う単語が出てくるので、地域や国によって言い方が違うのかも。
うちにいるインドネシア人のヘルパーさんや、台湾語がメインの義母には“絞肉”では通じなかったので、“麻婆豆腐的肉”と言ったら通じた。(私の発音が悪かっただけかもしれない)
冷凍庫の中の事情はヘルパーさんが1番よくわかってるので、ひき肉があるか尋ねると、今はないとの答えだったので、旦那さんに全聯で買ってきてもらうことに。
買い物から戻った旦那さんに、娘ちゃんと遊ぶのをバトンタッチして、さっそく調理開始!
まず、麻婆豆腐の素の箱の裏に書かれた作り方を読む。
が、中国語なので読むのがめんどくさい。でも漢字だし、日本人にとってはそんなに難しくない。
とりあえず、作り方の①をざっくり読んで、豆腐と肉と水が要ることを把握。
フライパンに麻婆豆腐の素を全部入れて、水50ccと混ぜる。
麻婆豆腐の素を出してみたらシナモンみたいな茶色い粉だったので、とろっとしたものが出てくるとばっかり思っていた私はちょっとびっくり。
混ぜたところに切った豆腐を入れて、火をつける。
ちょっと豆腐が大きかったかなと思って、木べらで半分に切りつつ炒める。
水分がなくなっていき、麻婆豆腐の素が消えていく。
フライパンに茶色くこびりついている程度になってしまい、まだお肉入れてないのに、と焦る。
不安を感じつつ、ここにお肉を入れればいいのかな、と箱の裏を読むと、お肉の前に刻んだにんにくを入れることになっている!
これは省いたらダメなやつだ、ということで、一旦火を止めて、にんにくを刻む。
刻んだにんにくを入れて混ぜて、そのあとにひき肉を100g投入。
箱の裏の②を見ると、そこに水をまたさらに50cc入れることになっていて、慌ててさっき片付けた計量カップを取ってきて、水を量る。
入れすぎた水は飲んで減らして、ワタワタしながらフライパンに水を入れる。
麻婆豆腐の素消えちゃったけど大丈夫なのかなと思いつつ、混ぜながら炒めていくと、すでに麻婆豆腐らしきものが完成!
しかし箱の裏にはまだ工程③が残っている。
読んでみると、うちのメーカーの葱油かナントカ(忘れた)を入れて風味づけして完成、とのこと。
葱油なんて洒落たものはうちにはない!
代用できそうなもの、代用できそうなもの・・・
あっ、そうか、ネギを入れればいいんじゃない?
さっきネットで麻婆豆腐のレシピ見てたら、青ネギがたっぷりかかってる写真が多かったし。
というわけでまた火を止めて、長ネギをまるまる一本刻んで、フライパンに入れて混ぜる。
完成〜!
青ネギをかけたら見栄えが良くなるんだろうなーと思ったけど、ないから仕方ない。
娘ちゃんはバウンサーに座っていてもらって、旦那さんと、いただきます!
白ごはんにかけてパクリ。
美味しい!
辛さはないけど、美味しい!
にんにくとネギの風味が美味しい。刻んだ甲斐があった。
ピリピリっと山椒をきかせたら、きっともっと美味しい。
老干媽(ラオガンマー)というラー油を足してみた。
すっごく合うけど、旦那さんもちょっとだけ足して食べてみて、「麻婆豆腐の味が消える」と言われて、たしかに老干媽の味だけになっていることに気づく。
地元札幌のあるお店で麻婆豆腐を食べた時、辛いのが好きならとこの老干媽を出してくれて、かけて食べた時はすごく美味しかったんだけどな。
もっとピリピリっと山椒が効いていた気もするし。
私が麻婆豆腐が好きになったきっかけは、そのお店。
いつかあのお店で食べたようなシビレる美味しい麻婆豆腐を作れるようになりたい!
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