“過食症の私”になった、きっかけ

小さい頃から、
おやつを食べることは大好きでした。


そのおやつの量が、
自分でも止められず、時に苦痛を感じるほど
胃の中にモノを詰め込むようになったのは、

私が高校生になり、
母親と衝突し始めたことが
おそらくきっかけでした。


中学生の頃までは、勉強に関して母親と祖父の言いなりになって、優等生だった私でしたが、
高校に入り、母親の考えで決めて入ったクラスに馴染めず、
部活動ばかりに熱を入れるようになり、

帰宅後も授業中も、まともに勉強しなくなり、
いよいよ“反抗期”と呼ばれるようになりました。


母親と祖父は、そんな姿の私を受け入れられず、
祖父からは呆れられ、
母親からは、毎日毎日怒鳴られ続けた日々でした。

そこで親子の溝は決定的なものとなり、

そこから約15年ほどの間、
そんな母親のことを私自身も全く受け入れられず、
母親のことが大嫌いな期間が長く続きました。


本当は、
ただありのままの私を認めてほしかった。

勉強が嫌いだと感じ、全く勉強をしなくなった私。
部活動で毎日疲れ切って帰ってきて、
そのまま家では決まったように
居間でうたた寝をしていた、
そんな堕落した私自身のことも、

ただただ愛してほしかった。

ただそれだけだった。


食べることが大好き!という
根本的な、大きな原因ももちろんありますが、

過食症を発症したきっかけになった出来事は、
このように“母親との不仲”が始まりだったように思います。

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