見出し画像

【最新号紹介】治療11月号 コロナにまつわるエトセトラ

2020年も残り2ヵ月あまりとなりました。いかがお過ごしでしょうか。
今年は、なんといっても新型コロナウイルス感染症の影響で、環境が劇的に変化した年となりました。
日々めまぐるしく状況が変化し、玉石混交のニュースが流れる中、ストレスを抱えたり、いわゆる「コロナ疲れ」を感じることもあったのではないでしょうか。
「治療」編集部では医学雑誌として、今年の動きをまとめて、今後の診療の参考になるような特集をたてたいと考えました。
そこで国立国際医療研究センターの忽那賢志先生に相談したところ、ご編集のご協力を得られ、「コロナにまつわるエトセトラ」という特集をつくりました。
今回は、特集のここがポイント!という部分を3つに絞って紹介いたします。

画像2


①座談会が豪華 


座談会には、流行し始めた当初から中心となって対応されている忽那先生をはじめ、地方の感染症指定医療機関で診療をされている矢吹先生、人口あたりの感染者数が東京都と同等な沖縄県で対応された徳田先生、離島というデリケートな環境で診療をされている平島先生、と豪華なメンバーでの座談会を収録しました。
このメンバーで座談会を開いたというだけで、興味をもっていただける方も多いのではないでしょうか?
内容が濃く、想定していた紙面に収まらなかったため、前半と後半に分けて掲載しています。
どんな内容か気になりますよね?ぜひ、お手にとってご確認ください!

②執筆陣の当事者感


特集の目次(下記にまとめています)をご覧いただければおわかりかと思いますが、どの項目も第一線で対応されていた先生方ばかりです。
なので、緊張感が伝わる内容や、同じような環境でご診療されている先生にとって、有用な内容が多く詰まっています。
まずは、興味があるタイトルや関わりがありそうな項目からご覧いただくことをオススメします。

③タイトルに負けない内容


今月号は
■コロナ第1波を振り返る
■ポストコロナ時代の新しい診療様式
■コロナにまつわるエトセトラ

の3部構成となっています(詳しくは下記の目次をご覧ください)。

目次2ページ


今までの新型コロナウイルス感染症への振り返りから、これからの診療指針、そしてメンタルケア、SNSやニュースでおきたこと、これからの経済まで、幅広くまとめました。
これらの項目をひとくくりにまとめる言葉は「エトセトラ」しかありませんでした。
エトセトラという言葉の雑多感とは裏腹に、粒ぞろいの内容が揃っています。


本当に濃い内容になっているので、まだまだお伝えしたい特集の魅力はたくさんあるのですが、あとは実際に「治療」11月号をご覧いただければと思います。
お近くの書店、ネット書店、M2Plus(電子版)、南山堂HPでお買い求めください。
そして本当にお忙しい中、珠玉の原稿をお書きいただいた先生方、企画から執筆までご尽力いただいた忽那先生、本当にありがとうございました!

(サムネイルは「仏の忽那先生」をイメージして撮りましたが伝わったでしょうか。。。)


文責:「治療」編集部 kg


Amazon

M2Plus(電子版)

南山堂

特集の目次

特別座談会:ポストコロナ時代の診療のありかた:前半 
忽那賢志,矢吹 拓、徳田安春、平島 修

■コロナ第1波を振り返る
武漢チャーター便対応を振り返る 忽那賢志
クルーズ船対応を通して学んだこと 高谷紗帆
新型コロナウイルス感染症の対策と数理モデル 小林鉄郎、西浦 博
コロナとクラスター対策 ─クラスターの概略とクラスター対策の概念,クラスター対策の実例─ 山藤栄一郎
コロナ院内アウトブレイクを経験して学んだ教訓 清水秀文
地域におけるコロナ対策 自治体との連携:静岡の場合 倉井華子
なぜ個人防護具は不足したのか? 萩野 昇

■ポストコロナ時代の新しい診療様式
ポストコロナ時代のプライマリ・ケアとは? 北 和也
大規模病院におけるポストコロナ時代の感染対策のありかた 笠原 敬
手術全例に術前PCR 検査をやりたい,入院症例全例にPCR 検査をやりたいといわれたら? 関谷紀貴
ポストコロナ時代の高齢者介護施設の感染対策のありかた 佐々木 淳

■コロナにまつわるエトセトラ
ポストコロナ時代のメンタルケア ─患者と医療者─ 森岡慎一郎
新型コロナウイルス感染症とSNS ─どんなことが話題になった? 課題は?─ 手を洗う救急医Taka(木下喬弘)(@mph_for_doctors)
コロナにまつわるメディアのありかた 岩永直子
コロナ禍の企業経営への影響と価値創造 忽那憲治

特別座談会:ポストコロナ時代の診療のありかた:後半
忽那賢志,矢吹 拓,徳田安春,平島 修


いいなと思ったら応援しよう!