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【最新号紹介】治療1月号 2つのルーチン検査値で患者の病態を考えてみよう

 みなさまこんにちは。2020年も残すところあと数日となりました。
今年は新型コロナの影響で、生活が一変した年でしたね。先生との会議はzoom会議が主流になりましたし、学会もwebで開催されるところが増えました。
新型コロナの流行がこの先どうなるかわかりませんが、来年、再来年と早くもとの日常に戻れることを願っています。

さて、今回は2021年はじめの「治療」の特集のお知らせです。

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どんな特集?

特集タイトルからも分かるように、ズバリ検査値! についての特集です。

日常診療で行うルーチン検査、みなさまはどう活用していますか?
異常値であるか/ないかだけではなく、時系列に沿ってしっかりと読みこんでいくと患者の病態が浮かび上がってきます。
今回の特集では2つずつの検査値に絞り、その変動から患者の病態がどのように読み取るのか?についてまとめていただきました。

目次
総タンパクとアルブミン (藤田清貴)
クレアチニンと尿素窒素 (山本さやか,山田俊幸)
ASTとALT (松尾収二)
γ-GTとALP (戸塚 実)
γ-GTとビリルビン (米川 修)
アルブミンと血小板 (本田孝行)
ASTとLD (濵田悦子)
血小板とフィブリノゲン (菅野光俊)
CRPとフィブリノゲン (石嶺南生)
ヘモグロビンとMCV (上岡樹生)
ヘモグロビンとビリルビン( 稲葉 亨)
フィブリノゲンとD-dimer (橋口照人)
桿状核球と白血球 (宇佐美陽子)
桿状核球と血小板 (松本 剛)
ナトリウムとクロール (五十嵐 岳)
尿タンパク,尿潜血 (加治貴彰,北島信治,和田隆志)

健康診断で異常値が見つかったとき、追加検査をどこまで行うか?どのようにフォローしていくか?といったところまでつながる内容になるよう、可能な限り、

➀〇〇(検査項目名)って何?どうして値が上下に変動するの?
➁2つの検査値の変動の組み合わせから何がわかるの?
③この2つの検査を解釈するコツは?
④健康診断検査で異常値が見つかったらどうする?

に沿ってご執筆いただきました!

何気なく行っているあの検査、しっかり読むとこんなところまで分かるかも…?がつまった特集になっています。ぜひお手に取ってみてください。


お忙しいところ快く編集をご快諾いただいた本田先生、ご執筆いただいた著者のみなさま、本当にありがとうございました。


連載のお知らせ

今回の特集で、101巻6月から連載していた「こちらつるかめ病院 臨床倫理カフェ つるりん」が最終回を迎えます…!約1年半、20回にわたり毎月ご執筆いただきありがとうございました。
こちらの連載は、けんたろう先生とのりこ先生の何気ない会話から臨床倫理について考えていく内容になっています。最終回の内容は、外科のA先生についてよくない噂を聞いたんだけど…の相談から始まる「プロフェッショナリズム」です。
改めまして、ご執筆者の竹下 啓 先生、金城謙太郎 先生、長尾式子先生、長期にわたって連載いただきありがとうございました。

また、来月からは新しい連載を開始する予定となっております。こちらもお楽しみにお待ちください…!


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https://www.amazon.co.jp/dp/B004GA84Y4
M2PLUS
https://www.m2plus.com/content/7854
南山堂
http://www.nanzando.com/journals/chiryo/


(文責:y)

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