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クローバーをさがしに

クローバーは シロツメクサの別名
白く まぁるい花がかわいいですね
花びらみたいに見えているのがひとつひとつの花
数十の花が集まっている “集合花” です

まさに今が花の最盛期
みなさんのお近くでも見られるでしょうか
素朴で馴染みのある草花ですね
花冠や首飾りを作ったことがある方も多いかもしれません

クローバーといえば、四つ葉の幸運のジンクスはみなさんよくご存知だと思います
わたくし、四つ葉のクローバーを見つけるのがけっこう得意なんです

視力と勘 !?


シロツメクサを見かけると、ついつい四つ葉を探してしまいます
先日のてんとう虫は、そんなふうに眺めていたところに出会ったものでした

てんとう虫は幸運のシンボル… そんなお話をしましたが
てんとう虫 + 四つ葉のクローバー 
もしも一緒に見つけたとしたら、これは最強にラッキーですね

葉影でひとやすみ中のてんとう虫
この時は四つ葉見つかりませんでした


シロツメクサの葉は3枚、三つ葉です
ごくまれに 四つ葉、五つ葉、六つ葉、七つ葉など…
四つ葉以上のものは変異体で数が少ないので、見つけたら幸運といわれるのも納得ですね

一本の茎に葉が20枚、30枚、、というものもあって
世界最多は56枚の葉がついたものだそうで
日本の岩手県で発見されて、2010年にギネスに認定されています
見てみたい!

四つ葉には その葉一枚一枚に意味があって
『希望』 『信仰』 『愛情』 『幸福』


四つ葉は “幸運” を意味し、発生確率は 1/ 1万とも言われています
葉が増えるごとに発生確率は低くなります

五つ葉は “金運”(発生確率 1/ 100万)
六つ葉は “地位名声運”(発生確率 1/ 1600万)
七つ葉は “無限の幸運”(発生確率 1/ 2億5000万)
なのだそうです

わたしも五つ葉は二度見つけたことがあるんですよ

四つ葉のクローバー! と思ったら・・・
五つ葉でした!


この五つ葉は葉のつき方がかわいい^^



シロツメクサは ヨーロッパ原産で、日本に渡来したのは江戸時代のこと

漢字では『白詰草』と書きます

これはオランダ貿易でガラス製品を運ぶ際、荷物の隙間に緩衝材として用いられたことに由来しています
“白い詰め物の草花” ということなんですね
そうして日本にやってきて根付きました
とても生命力の強い植物

以来、河川敷や公園の芝生、牧草、蜜源としても利用されています

クローバーの蜂蜜は、上品な花の香りと豊かな甘味、クセの少ないさっぱりとした後味が特徴なのだそう
蜂蜜といえばレンゲやアカシアが多いような気がするけど、世界的には生産量がもっとも多いのはクローバーの蜂蜜なのだとか
けれども国産のクローバー蜂蜜は案外少ないのです

ミツバチは花の蜜をもとめて
てんとう虫とはお目当てが違うのね


トーストには バター+蜂蜜 がお気に入りです
けれどうちの蜂蜜はアカシアでした
国産のクローバーのものをさがしてみよう


梅雨も近づいてきました
晴れ間にクローバーさがしのお散歩なんていかがでしょう
小さな幸運、見つけたら やっぱり嬉しくなりますね

どうぞよい一日を、よい一週間を





#75.   『 クローバー 』

⭐︎クローバーの押し葉の色の褪せぬうちラブレターをと思いつつ初夏

⭐︎雨粒の怒号をひたすらにはじきひたすらに青きクローバーよ

       ー ちる ー

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