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【高得点一発合格!】キャリアコンサルタント試験の勉強方法(学科)

キャリアコンサルタント試験の学科試験の勉強を始めようと思っている人
「出題範囲が広すぎて、どうやって勉強したらいいか分からない」
「学科試験の攻略法ってあるのかな…」
「出題範囲の知識がほぼゼロなんだけど、大丈夫かな…」

こういった疑問に答えます。

この記事を書いている私は、去年の3月に「キャリアコンサルタント養成講座(日本マンパワー)」を受講し、第15回キャリアコンサルタント試験(11月:JCDA)に高得点で一発合格しました。現在は2級キャリアコンサルティング技能士試験の勉強をしながら、(株)TADAJUKUのWebマーケティング部としての活動も行っています。
こういった私が解説していきます。

まずは、試験結果を公開しますね。
※個人情報の部分は、伏せています。

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このように学科試験、論述試験、面接試験のすべてにおいて8割以上の得点を取っています。
特に、実技試験(論述試験、面接試験)が高得点でした。
多田塾に入塾したからこその結果だと思っています。提供してくれるコンテンツの質がとても高いんです。無料学習サイトもあるので、興味のある人は見てくださいね。
https://e-4clover.com/gakka/

さて、高得点で合格した私ですが、勉強を始めた当初は、過去問を解いても2~3割しか正解することができませんでした。勉強が試験までに間に合うのかと焦ったことをよく覚えています。しかし、急がば回れで、いつも通りの勉強方法をコツコツと続けました。

様々な資格試験の勉強を通して分かることは、『適切な復習を行って、知識を定着させること』です。
勉強方法について一度に全部を書くと、とても長くなってしまうので、『学科試験、論述試験、面接試験』を3記事に分けて紹介します。そこで、今回は『学科試験の勉強方法』について解説します。

■1.学科を勉強する際の3つのポイントをまとめました

◇その1:復習のポイントは、『忘却曲線』にあり!

①勉強して1週間までは理解できていても、復習をする
②1週間経過後は、理解できている内容を復習から外す
③14日後には、復習から外した内容を含めて覚えているかどうかを確認する
④1ヶ月後に再度、③の内容を繰り返す

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上図のように、前日の学習を復習してから当日の勉強を開始することが基本です。

それでは、どうしてこんなに復習をする必要があるのでしょうか?
それは、「人間は忘れる生き物」だからです。このように称したのは、『忘却曲線』で有名なエビングハウスです。

つまり、時間の経過とともに人は覚えたことを下記のように忘れていくということです。
・1時間後には56%忘れる
・1日後には67%忘れる
・6日後には75%忘れる

では、どうやって覚えたことを忘れないようにしていくか。
それは、必ず復習をすることです。

実際に、私は大学受験の時、『エビングハウスの忘却曲線』を知らずに上図の復習の仕方をして、半年も経たないうちに偏差値が30アップした経験があります。
2015年に放映された、有村架純さん主演映画『ビリギャル』のような感じです(笑)私の場合はギャルではなく、部活女子でした。

この経験を通して、『適切な復習をすることで、知識が定着し、応用が利くようになる』ことを実感しました。
私は1週間基準で復習していますが、別基準の方が合うという人もいると思います。
皆さんも『エビングハウスの忘却曲線』を参考にして、自分に合った復習方法を実践してみてくださいね。

◇その2:勉強の範囲を広げ過ぎないこと

過去問の解説には、参照サイトや参考文献が書かれています。
出題された部分を確認するだけならいいですが、それ以上に読む範囲を広げてしまうと、時間が取られてしまいます。確認をしても、覚えられる量や時間が限られているので、ある程度、割り切って勉強する方が得策です。

◇その3:過去問を覚えるポイントは3つあり!

学科試験は、50問の四肢択一問題です。
四肢択一問題を攻略するポイントは、下記の3つです。
①適切な選択肢は、そのまま覚える
②不適切な選択肢は、不適切な部分を訂正して覚える
③何となく判断できたような不安な選択肢は、△をつけて再確認をする

■2.学科試験を攻略するなら『過去問の繰り返し学習』が必須です


私は養成講座を修了してから試験まで約4ヶ月あったので、第1回から第14回までの過去問を繰り返して解きました。ここでの注意点としては、「社会及び経済の動向並びにキャリア形成支援の必要性の理解」や「労働市場の知識」などの統計資料に関する問題は時代の流れに左右される分野であることです。第1回といった古い情報で勉強をしても意味がありません。そのため、こういった分野は直近の過去問を解くだけで十分です。本試験を振り返って思うことは、『過去問の繰り返し学習』をしっかり行えば、80点以上は取れることを実感しました。

それでは、本題に入っていきます。

◇下準備①

試験実施機関である日本キャリア開発協会(JCDA)キャリアコンサルティング協議会のホームページでは、直近3回分の過去問が公開されています。学科試験は共通の問題です。

しかし、直近3回分の勉強だけでは試験の傾向を掴むことが難しいほか、解く問題数としても足りないので、それ以前の過去問も入手することをおススメします。多田塾へお問い合わせをしてみてくださいね。https://nowjob.jp/otoiawase/

◇下準備②

キャリアコンサルタント試験の問題は、直近3回分以外はホームページにアップできないようになっています。そのため、学科対策を提供しているサイトであっても、過去問解説のみが掲載されています。
そこで、『ジャンルごとのまとめ解き』ができるように、データをコピペして、下図のように問題と解説をセットにします。

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このようにデータをまとめておくと、下記のようなメリットがあります。
☆要点をまとめた『手書きの自分ノート』を作る時間が省ける
☆なかなか理解できない問題を抜き出して、「スキマ時間」に勉強できる
☆試験直前に確認できる『データ版の自分ノート』に利用できる

※時間が取れない人は、データ整理を省略してくださいね。
なかなか理解できない部分をスクショして、「スキマ時間」に勉強することも可能です。
 私はキャリアコンサルタント試験の受験を決めた時に、2級キャリアコンサルティング技能士試験の受験を見据えていたので、データの整理を行いました。

次に、下記の順番で過去問を解いていきます。

◇その1:過去問を解く

①直近3回分を自力で解く
ここでは、現時点の実力の把握と過去問の分析を目的としているため、覚えようとはせず、1問目から順番に問題を解いていきます。
過去問を通しで解いていると、「また、似たような問題が出題されたなぁ」など試験の傾向を掴むことができます。

②分野別に解く
下準備②で作成したファイルの解説データを削除して、問題のみのファイルを作成します。それから、解いていきます。
これにより、効率的に分野別の知識を習得することができます。

③第1回~第14回まで自力で解く
時間を計って解いていきます。
この段階になると、知識が定着している状態になっているので、スムーズに問題を解くことができます。
なお、あまり時間が取れない方は試験問題に慣れる意味でも第8回から始めましょう。

◇その2:多田塾の公開模試を受験する

多田塾では、試験の1ヶ月前に公開模試を実施しています。
これを受験することで、下記のメリットがあります。
☆本試験を体感できる(※オンライン受験)
☆現在の自分の実力を把握できる
☆今までの勉強方法を評価でき、ラスト1ヶ月に勉強すべき内容が明確になる

◇その3:多田塾の「超重要論点!頻出論点まとめテキスト【Shinzou!(心臓)】」で確認をする

超重要論点と頻出論点が、分かりやすくまとめられています。
最新の統計データもまとめられているので、自分で調べる手間を省くことができます。
超重要論点と頻出論点の確認には、最適なテキストです。

※【Shinzou!(心臓)】を利用するには、多田塾の「国家資格キャリアコンサルタント試験対策講座」に申し込む必要があります。

お申し込みは、こちらです。https://kenji49.com/l/c/FEGrDRiD/0Xkszyte

■3.出題範囲の知識がゼロでも問題ない理由をまとめました


膨大な試験範囲であるにも関わらず、キャリアコンサルタント試験の学科試験の合格率は7割です。
※試験結果は下記のリンクをクリックすると、参照できます。
日本キャリア開発協会(JCDA)
キャリアコンサルティング協議会

「それは、なぜか」というと、過去問の中から似たような問題が繰り返し出題されているからです。
また、一般常識で解ける問題も出題されます。

先に書いた通り、勉強を始めた当初は過去問の2~3割しか正解できなかった私も継続して過去問を繰り返し学習することで合格できています。

なので、知識がゼロでも問題ありません。

■4.まとめ


学科試験は70点以上で合格です。35問以上、正解すればいいのです。
論述試験や面接試験のことを考えると、学科試験対策に時間をかけすぎることは得策ではありません。『どこに比重を置くか』を考えて勉強することも大事になってきます。

記事のポイントをまとめると、下記の通りです。
①学科試験対策は、過去問の繰り返し学習だけで大丈夫!
②『エビングハウスの忘却曲線』を参考にして、適切な復習を行う
③仕上げは、多田塾の「超重要論点!頻出論点まとめテキスト【Shinzou!(心臓)】」で確認をする

今回は学科試験の勉強方法について、解説しました。
私が学習した多田塾では、論述試験や面接試験の対策も行っています。トータルで考えるなら、ワンストップで提供してくれる多田塾がおススメです。お申し込みは、こちらです。
https://e-4clover.com/


▶論述試験の勉強方法はこちら
https://note.com/chirucco/n/n87764ce871c0/edit

▶面接試験の勉強方法はこちら
https://note.com/chirucco/n/nb7dbd2ab28c8





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