さあ、次はどこへ行こうか?【POOLO卒業制作】
2020年8月にスタートした、POOLOの活動からもうすぐ1年が経とうとしている。そして卒業の時期が迫っている。これから学んだことを生かし、次のステージに進むためにどうしていくか。ここでは1年間を振り返りながら、これから私がやってみたいことについてまとめていこうと思う。長くなるけれど読んでくれたら嬉しいな・・・。
0私の1年間
私が1年間でPOOLO以外に特に時間をかけて取り組んできたのは次の3つ。
(1)読書
【3回本を読む→ノートに記録→友達に本のプレゼント→友達からも本を送ってもらう】という、本の循環で今まで読んだことのないジャンルや気になっていたけれど手を出せていない本に出会うことができた。
(2)情報をノート1冊にまとめる
読んだ本・見た映画やテレビ・学んだこと、気になる情報、、、、とにかくなんでも全て1冊のノートに情報をまとめる。そうすることで1冊に全てつまっているから何か探すときはそのノートを見たら良いので情報を引き出しやすくなった。自分の手で書くから記憶にも残りやすい。
(3)自分を見つめ直す。(将来・価値観・人間関係の変化)
コロナによる自粛期間中に自分と向き合う時間をたくさん取ることができた。その中で自分が大切にしたいことが少しずつ見えてきた気がする。またPOOLOで活動していくうちに、様々なキャリアの形があることに気がついた。今後のキャリア日てや、やりたいことを広く考えることができるようになった。
1私にとってのPOOLOとは?
私にとってPOOLOは、1年間の中で特に時間をかけてきたものであり、今後人生を振り返った時に自分の人生のターニングポイントだったと思えるもの。
社会人3年目。「現状維持ではなく成長」目標に参加を決めたPOOLO。オンラインだけでなくオフラインでもメンバーと会うことができ、普通に仕事をしていたら出会えない人に出会うことがたくさんできた。根本的な部分は似ているけれど、1人1人個性的で魅力がありこれからも大切にしていきたい仲間をもつことができた。
私は1年間主に講義やゼミに重点を置いて参加してきた。全体で何かを発信したり、立ち上げたりという全体を引っ張る役割はできなかったけれど、継続して色んな活動に参加することができたのはよかったし、巻き込まれ力は高いのかな?と改めて気づくことができた気がする。
私が思うPOOLOの1番素敵なところは、みんなが前向きなところ。
やりたいことがあれば「いいんじゃない?」「面白そう!」「一緒にやろうよ。」ってみんなが言い合える環境ってすごく居心地がよくて、、、。新しいことにチャレンジするハードルがみんなのおかげで下がったし、自分のやりたいことを素直に話せるようになった。
それはプライベートでも仕事面でも影響を感じるくらいで、1年間でかなり自己肯定感があがったのかな?と自分で感じることができるくらい!本当に感謝してる。
2自分に起きた変化
色んな話を聞き、色んな人と関わることで得た学びや気づきはとても多く、それを経て自分は少し変わることができたなって思うことがあった。
(1)人間関係の変化
オンラインで誰とでも気軽に繋がることができるようになったので、これまで連絡をとっていなかった友達と連絡を取るようになり、新しい関係性を築くことができた。(詳しくはnoteに書いてみたので、時間がある時に読んでもらえたら嬉しいです)
(2)考え方の変化
⬛︎日々のちょっとしたことに、楽しさを見出せることは幸せである。
前野先生のwell-beingの講義を受けたことをきっかけに、手帳に「今日あったいいこと3つ」を書き出すワークを始めた。続けることで、毎日の小さい幸せに気づくことができた。
⬛︎人から薦めてもらったものはとりあえず試してみる。そして好きなこと・気になることはどんどん発信すべき。
物・本・映画・アニメ・歌手・ホテル・場所(国・地域)など人から薦めてもらったものをとりあえず試してみると、自分が今まで気づかなかった魅力に気づき日々の生活が豊かになると気づいた。これまで自分から積極的に発信してこなかった好きなこと(読書、ゲーム、アニメ、映画、旅 etc)を発信するようになると毎日が楽しくなった。自分と同じものが好きな人がたくさんいること、自分をきっかけに興味を持ってくれる人がいて、どんどん発信したくなった。
⬛︎「やりたい」「面白そう」だと思ったことは躊躇わず口に出す
何かをしようと決意した人と、そんなことを考えていない人では何の違いもないんだ。
(出典:希望を運ぶ人 アンディ・アンドルーズ著)
自分の中であれこれ考えすぎてしまっても周りの人には何も伝わらない。そもそも実現できるものも実現できない。
口に出すことで案外簡単に叶ってしまうこと、実現に近づくことを知った。また口に出すことで周りの人が助けてくれることを実感した。
⬛︎「いいな」と思ったことはとりあえず実践する。
私はこれまでに何かをしようと思っても考えすぎてなかなか行動に移せないことがあった。(主に仕事の場面で)また自分ではどうにもならないことでくよくよ悩んでしまうことが多かった。
正真正銘の心配事は8%である。対処の仕方はある。しかし起こりそうもないことや自分の力ではどうにもならないことに気を取られてしまい、対処のしようがあることにまで気が回らないのが実情。
(出典:希望を運ぶ人 アンディ・アンドルーズ著)
でもあるときから、「それってもったいない!」と思うようになった。(経緯は忘れたけれど・・・)
まずは「いいな」と思ったら、取り入れてみること。反省や改善はやってから行えばいい!と思うことができるようになってから仕事の取り掛かるスピードが速くなった。(ここで引用した本は、小説仕立てで人生の教訓を学ぶことができるので、お堅い本はちょっと・・・という人にもおすすめ。)
(3)自分に対する感情
もともと自分に自信がなく、自己肯定感がかなり低かった私。でも今年1年間で、自己肯定感がかなり高まったので自分のことを肯定的に見れるようになってきた!すごい成長だと我ながら思う。(子どもの頃の自分が見たらきっとびっくりするだろうなあ・・・(笑))
⬛︎記憶力がいい。
人が以前話していたことや、数年前の出来事を覚えていることが多い。以前あった出来事を人に話すと「よく覚えていたね!」と驚かれることが多い。(結構細かいことも覚えている。自分が直接関わっていること以外にもその力が発揮できることがある)(耳・目から入ってくる情報。体験からの情報。特にどれがという優位性はないかも?)
⬛︎自分の経験・体験と学びを結びつけることが好き。
仕事でもプライベートでも学んだこと(人の話・本・映画etc)と自分の経験を結びつけて考えることが多いことに気がついた。(「あ、これ〇〇さんが言ってたことに繋がるな。」「〇〇で読んだことに似ている」など)
⬛︎面白がり力が高い。
何にでも興味を持ちやすい。守備範囲が広いなと思う。雑食。1個のことに深くハマるタイプというより、浅く広く。1つのことを極められない自分の中途半端さに悩む時期があったが、最近は「多趣味でも別にいいんじゃない?」と気楽に考えられるようになった。
⬛︎人間関係構築力
これまであまり人間関係で苦労したことがない。(ただ運が良かっただけかもしれないが)色んなことに興味があるからこそ、人との会話に困った経験があまりなく、基本的に共感できることが多いのかもしれない。
⬛︎人をサポートする・育てることが好き
自分ができないこと・分からないことが多い(不器用でもある)からこそ、困っている人の気持ちが想像しやすい。特に初心者をサポートする・育てることが好きだなと思った。(社会人3年目の後輩指導の経験から)
⬛︎教育に貢献したい気持ちが強い
教育について考えることが好き。「生涯、教育に携わりたい」という気持ちを持っていることは価値になるのでは?と考えた。多分人の成長に関わることが好き。(人をサポートする・育てることが好きなことと重なる)
⬛︎ストングスファインダーとリンクする私の強み
今回卒業制作を行うにあたって、3年前に取り組んだストレングスファインダーの診断を引っ張り出した。私の強みの上位5つは次の要素だった。
1「収集心」:知りたがり屋。いろいろなものに好奇心を覚える。物や情報を手に入れて集め、整理し保管し続ける。
2「学習欲」:学ぶことが大好き。学ぶ「プロセス」に心惹かれる。活気あふれる職場環境で力を発揮する。
3「調和性」:同意点を求める。対立を避ける。調和に向かわせる。
4「回復思考」:問題を解決することが好き。物事を本来あるべき輝かしい状態へ回復することを素晴らしいと感じる
5「包含」:「もっと輪を広げよう」誰1人として無視されてはいけない。グループの中に引きれたいと思っている。
こうして見てみると自分で考えた強みと、ストレングスファインダーの強みがリンクする部分があって鳥肌がたった。この強みを生かしていけば色んなことができるかもしれない。実際これから書いていく「やってみたいこと」にも生かすことができるのでは?と思う。
3私がこれから進む道
POOLOが終わってからやりたいことを考えてみたら、たくさん出てきたけれど、まとめると大きく2つの道があるのでは?という結論に行き着いた。
⬛︎人と関わることでその中でも特に成長に繋がることに携わりたい。
(人をサポートすること)(教育)
⬛︎自分の好きなことを誰かのために役に立てたい。
そこでその大きな2つの軸をもとにして自分が時間をかけてやりたいことを考えてみた。
4これから私が時間をかけて取り組みたいこと
私がこれから長い時間をかけてやっていきたいと思うことは次の3つ。
(1)子どもと〇〇を出会わせる。
子ども:子ども×大人 子ども×子ども 子ども×世の中の課題 etc・・・・
とにかく子どもたちがいろいろなものに触れる機会を増やしたい!
最終目標は公教育を変えたい。
「子どもの意思」「親の熱意」「恵まれた環境」があれば、いくらでも子どもは学ぶことができる時代になったと思う。だけど、どんな子ども子どもでも学ぶことができるような環境を作るきっかけを作りたい。もっと色んな人と関われるようになってほしい。そう考えると最終目標は公教育を変えることになる。
子どもが社会の課題に対して、自分ごととして捉えることへの機会の少なさや学ぶことの偏りを感じる。(世の中の仕組みetc)
近年特色を持った学校が生まれ、様々な取り組みを行っている。私立の学校でも新しい取り組みを行っているところが増えてきた気がする。しかしそのような場所に通うことができる子どもは限られているのが現状。多くの子どもが学ぶのは、あくまで公教育の場である。しかしあまりに縛りが多く変化が遅いと感じることが多い。「子どもたちが自分たちで考え学ぶ姿とは程遠いのではないか?」「世の中の課題について自分ごととして捉える機会がほとんどないのでは?」「これって本当に学ぶ必要があるのか?もっと大事なことってあるのではないか?」と働いていて疑問に思うことが多々あるのでそのような現状を少しずつ変えるような取り組みをしていきたい。
「旅する先生」として学校現場と課題を抱える現場をつなげたら面白いのでは?他にも色々な国のことをリアルタイムで中継してみたら面白いのでは?
(2)先生という仕事を楽しく。
教育は全ての基本。だからこそ教育界の現状を変えたい。
POOLOで活動する中で、教育は非常に大切だと感じることが多かった。
しかし現場で働く先生たちは多くの悩みを抱えている。多忙感を感じていたり、仕事の魅力を上回るほど不安や不満が溢れていると感じる。(ベテラン・若手とともに)このような状況では胸を張って「楽しい」と言える仕事ではないと感じた。「もっと色々な働き方があれば」「学校現場への携わり方があれば、「先生って楽しい。」と思うことができるような仕事になるのでは?と感じた。
・色々な教育に携わる仕事をして、先生としての働き方の幅を広める。
・「先生=学校で働く人」という認識を変える。
・色々な経験を積むことで自分の発言に説得力を持たせる。
・現場の中と外の両方から変えていきたい。
(3)好きなことを仕事の1つにしたい。(本・旅・サポートすること)
小さい頃から本が好きで、たくさんのジャンルの本を読んできた。本の中に出てくる景色・料理などを実際に体験できるプランがあればとても楽しいと思った。メジャーな作品の聖地巡礼は既に存在するので「誰か1人のためのプラン」を考えることができたら楽しいのでは?と考えた。
これまでの原体験で、自分色々なことにチャレンジすることができたのは周りに後押ししてくれる人の存在があったからだということに気づいた。自分も誰かにとって挑戦を後押しできるような存在になりたいと感じた。また誰かをサポートするという行為が好きなことに気づいた。(後輩指導の経験・教員の仕事から)
誰かの背中を押したり、自分が好きなものと好きなものを掛け合わせて必要とする人に届けることができたら・・・と思いに耽ってみる。
・「本のアンバサダー(仮)」
・「あなただけのツーリズムプランナー(仮)」
・居場所づくり。メンター的な存在として話を聞く。
シェアハウス?マスクドレストラン(ビジネスゼミのアイデアの実現)
・友達・POOLOメンバーをはじめとした、自分の周りの人の夢実現の手伝い。(夢実現サポーター?)
5私が今できること
長期的なやりたいことを書いた。じゃあ今の私にできることって何だろう?
(1)自分の身近な人の夢をサポートする。
・やりたいことに向けて一歩踏み出すお手伝いをする。
POOLOメンバーと今後やりたいことや夢について1on1をする。
みんなのやりたいこと、夢を集める。
友だちの夢を聞いて、自分が力になれることを探す。
(2)職場の環境をよくする。教育系の仕事の色々な経験を積む。
仲間を増やす。
・自分の得意分野を生かして、仕事内容を変える。後輩指導。
・職場の人間関係構築。色んな人の好きなこと、得意なことを知る。
・海外の日本人学校で働く。教育関係の仕事に色々チャレンジする。
(学校現場を離れてみる)
・周りに自分と同じ志の仲間を見つける。
(3)自分が興味のあることを、〇〇×〇〇という形でみんなに提供できる
くらい深める。
・本屋巡り
・ホテル巡り
・映画館巡り
・世界遺産巡り
・ストーリーを大切にしているお店・人さがし。
・プランの実現に向けビジネスの勉強・アウトプットを積極的に行う。
今の私ができることは自分自身と、身の回りの人への関わり。日常を大切に。だけど現状維持ではなく1歩1歩、望む未来に向けて行動を起こし続けたい。
6おわりに
「ゆるい繋がり」
それは私が読んだ本の中で出てきた印象的な言葉。
【進歩をもたらすのはゆるいつながりの人々。劇的に人生を改善してくれるのはほとんど知らない人】
(出典:人生は20代で決まる メグ・ジェイ著)
POOLOのメンバーは、それぞれが次のステージに向かって進んでいく。時には道が交差し混ざり合い、離れたりくっついたりを繰り返し、互いに刺激を与え合いながら成長をしていくんだろう。
常に一緒にいなくても関係は途切れることなく続いていくし、影響を与え合うこともあるかもしれない。「ゆるい繋がり」は、まさにPOOLOのメンバー関係性に相応しい言葉だと思う。
私はここでできた繋がりを大切に、新しいステージに進んでいきたい。振り返らずにただ前へ・・・・。
ーさあそろそろ出発の時間だ。次はどこにいこうか?