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夢が叶った!ピアノで坂本龍一メドレー

ピアノを趣味で弾いています。子育てがひと段落した15年くらい前から再び発表会等で弾く機会を得られるようになりました。
今年は念願の坂本龍一さんのピアノ曲を四曲弾きました。


曲目

1.エナジーフロー
2.戦場のメリークリスマス
3.嵐が丘のテーマ
4.ラスト・エンペラーのテーマ

坂本龍一さんへのあこがれ

坂本龍一さんがTMOの一員として脚光を上げ始めたころ、私は小学校の5~6年生でした。
友達の家へ遊びに行くと、友達の小学4年生くらいの弟が延々と「ライディーン」をラジカセで聴いていたのを覚えています。
あの「ライディーン」は私たち世代にとって衝撃的な曲でした。
あのYMOの坂本龍一さんがその後アカデミー賞をとることになるとは、小学生の私は夢にも思いませんでした。

「戦場のメリー・クリスマス」のテーマは素晴らしかった。
映画を見たのは中学2年生。
今は亡きデビッドボウイと坂本龍一のからみは、中学生の私にはまったく理解不能。
でも、なんか奥深いものを見てしまったな・・・という恐ろしい感覚は覚えています。
あの印象的な曲想は坂本龍一さん本人も

「せっかく生き長らえたんだから、残りの人生で「戦場のメリークリスマス」を超える曲をつくりたい」

「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」p.27

と言うほどの一瞬のひらめきから作曲された曲だそうです。

「ラスト・エンペラー」を見たのは大学生のころ。
映画のラストシーンが終わり、エンドロールの流れるなか、あのテーマ曲が流れてきます。
感動のあまり、座席に沈みむような感覚で、立ち上がることができませんでした。

「嵐が丘」のテーマもよかった。
大好きなイギリス俳優、レイフ・ファインスがヒースクリフを演じたバージョンのテーマ曲です。
「嵐が丘」の荒涼とした風景と「死んだあとも愛する」という狂気的な愛が激しくドラマティックなメロディラインと合っていて、本当に大好きな曲です。

坂本図書へも行きました

そんなあこがれの坂本龍一さんが亡くなりました。
それも、見事に、亡くなりました。

YMOで脚光を浴びたころの「イケイケ」男子から
グレイヘアの素敵な熟年男性となり、
地球環境に対する社会運動や音楽を通じた若者への支援など
さまざまな活動もされ
最後は自然の音を大切にした音楽をつくられました。

こうやって見事な一生を見せられると
自分はこれからどうしようかな、と改めて考えさせられます。

坂本図書へも行きました。

坂本さんの文字の入った本も読めました。

ピアノは一生のともだち

自分は未熟です。
年齢のみ重ねて、全く中身は未熟者で、毎日反省することばかり。
そろそろ仕事も引退しようかなと考えています。

そうなると何を糧に生きていくのかな

たぶん、本とピアノです。

ありがたいことに、ピアノサークルに所属して7~8年になり、発表会にも参加できていますし、大人のピアノ教室で先生からレッスンも受けることができています。

健康であるかぎり、ピアノを弾き続けていこうと思います。

夢が一つ叶った

坂本龍一さんのピアノ曲をホールで、それもグレードの高いピアノで弾きたい!!という夢がかないました。

ありがとうございました。




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