出来るだけ自分で解決したい人
ジムに通っている。毎日じゃないけど。週に1回の時もあるけど。
そんな回数でもダンス系の有酸素運動や、ストレッチ・ヨガ・筋トレ系の調整運動は、普段の生活では使わないチカラや場所を確認するのに大いに役に立つ。
自分のレベルで、体力維持と調整、動きの確認と改善が一番の目的。
それから、急につまづいたり転倒防止の効果もあったりする。
そして、それ以外にも「痛いところが少しでも楽になれば」の思いがある。
自分がそうだから、ジムに来ている人の多くもそうなのかなと漠然と思っていた・・・そう、漠然と。
でも・・それは私の大きな勘違いだった。
先日のロッカールームでの一幕。
指にサポーターを巻いている同年代ぐらいの方がお二人で話していた。
たまたまロッカーが隣だったので話が聞こえたんだけど。
指1「曲げ伸ばしが痛くて〜」
指2「年だから、治らんて言われたの😭」
私は今、つっぴょん師匠のご指導のもとで、両方の肩〜肘〜手首〜指の積年の古傷や使い痛みの改善に取り組んでいるところ。
なのでとても自然に、ちょっとでも「痛みの緩和」になればいいなとお灸をすすめてみた。
私「お灸に抵抗がないようだったら、台座付きのお灸で温めると緩和しますよ」
そう言ったところ、あからさまにお二人の顔が曇った。
指1「ええ?こんなところにお灸?」
指2「治らないって言われたもの😭」
あれ?なんで?治らなくていいの?
痛いところは痛いまんまでいいの?
楽になったらいいなって思ってるんじゃないの?
不思議そうにポカンとしている私の横で、お二人の「そうなの、ここが痛いの」「あら、私はここが曲がらなくてね」と話は続いていった。。。
ああ、そうか。痛いの自慢しあってるだけなんだ。
そっか・・なら仕方ないな・・
ちょっとしょんぼりしつつ、着替えてロッカールームをあとにした。
自分で出来る手当。これ以上に有難いことはないと思う。
でもそう思う人は多くないんだって氣がついた。
病院や鍼灸院を調べて、予約をとって、そこまで出向き、治療していただく。
これが当たり前な世の中になっている。
だから面倒なことをわざわざ自分でやろうと思わないのかな。
痛い痛いと愚痴を言う、その心はなんだろう?
今日はお天気いいですね、雨ですね、暑いですね、寒いですね。
そういうのと同じ程度のことなんだろうか?
それとも
ここが痛いのよ。そうなの?私も同じでね・・・
そうそう!私たち同じなのね!
ってこと?
うーん・・・色々考えてみても私にはわからない。
自分のどこがどうなって、だからこんな痛みになって出てきたんだな。
「痛い」のも自分の一部。「痛い自分」が今の自分。
痛みと付き合う時間が長かった私は自然とそう思うようになっている。
でもそれは、今まで頑張ってきてくれた証なんだ。
それをアカの他人に「年だから治らない」なんて簡単なやっつけ仕事みたいに言われたくはない。
改善方法の一つも提示できない人たちに、今まで生きてきた自分のいろんな場所の「頑張ってきた証」を「年だから」なんて一言で片付けられたらたまらない。
私は自分で「頑張って働いてきたいろんな場所」をちゃんと見つけて、労ってあげて、感謝したい。
取り替えられない自分のカラダに、精一杯の愛情を。
そんな風に氣付かせてくれる事があったので、忘れちゃうと悲しいので記録しておこうと記事にしました(*´艸`)
※あ、決して「指1さん」と「指2さん」をディスっているわけではありませんので悪しからず〜(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ
読んでくださり、ありがとうございます✨
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