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鳶尾をいける

眠いなぁ・・・
春なんだなぁ・・・
春眠暁を覚えず・・・
続きはなんだっけ?💦 忘れちゃった(笑)


今日はいけばなのお稽古でした。

花材は「鳶尾」
読めますか?難しいですよね〜私は読めませんでした😅

「イチハツ」と読みます。

こんなお花です

イチハツ:アヤメ科アヤメ属の多年草。
中国原産で、室町時代に渡来。
地下に黄色の根茎がある。葉は幅2.5-3.5cm、長さ30-60cm剣形。
花期は5月で、高さ30-50cmの花茎が立ち、分枝して2-3の花をつける。

Wikipediaより

アヤメ科の植物の中で、春に一番初めに花が咲くので「一初(いちはつ)」とも。

地下に張る強い根の性質を生かして、茅葺き屋根の上に植えられていたことから「roof Iris」という英名もある。

今では茅葺き屋根は少なくなりましたが、古来より茅葺き屋根の上にイチハツを植える風習があります。イチハツの強く根を張る性質を利用し、両側から葺いた茅のつなぎ目を根で固定し補強します。また、イチハツには火事や大風を避ける魔除けの効果があると言われています。

https://botanica-media.jp/901

上の写真はアヤメ科の植物に多い青紫系だけれど、花材には白いお花の「シロバナイチハツ」を使うことが多い。

シロバナイチハツ

花菖蒲やアヤメ、燕子花(カキツバタ)などと違い、葉っぱがやや幅広で厚みもあり、葉のうねりが強い。この葉のうねりを美しく見せるようにいけていくわけなのですが・・・

今回は「色彩盛花様式本位」という決まったいけ方のお稽古になりました。
前にも出てきましたけど、丸い花留めの「七宝」を使います。

葉っぱの枚数や向き、花を入れる場所など、きれいに見えるように気配りしつつ、決まりを守りつつ〜この加減がなかなかに難しい💦


小一時間かけて、なんとか仕上げてみました。

和風なお花ですね🎶

花材:イチハツ、アザミ(赤花)、天門冬(テンモントウ)

今回のイチハツのお花がやや華奢で、それに対してアザミのお花が大ぶりで、主材であるイチハツが負けそうになっています💦こればっかりはどうしようもない(*´艸`)

これ以外のいけ方が出来ないので、変身はなし。
家でも同じようにいけました。

アザミってね、葉っぱに棘があるんですよね〜
「イテ!」「イテ!」言いながらお稽古しておりました🤣

お花の世界はもうすっかり「春」でございます✨


今日も見てくださり、ありがとうございました(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ


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