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Photo by
uzumakifuuko
水盤の中に景色を写す
いけばなのお稽古に行ってきました。
今月3回目、今回は研究会の課題花のお稽古でした。
研究会は前にもどこかで書いたかも?
クラス分けごとに課題のお花や花器、いけ方が決まっているテストのようなものです。
私は出席していないので、さほど神経質にならずにお稽古できますが、研究会に出る方々は真剣そのものです。
(普段も真剣ですけど、さらに〜という意味💦)
私のクラスは今回は丸水盤で「写景盛花自然本位」といういけ方。
簡単にいうと「水盤の中に、自然の景色を写す」という感じでしょうか。
枝物もお花たちも葉っぱも、本来は自然に生えているもの。
それを水盤の中で再現する感じ、といえばわかりやすいかな?
言葉で言うのは割と簡単ですが、実際に「自然な景色」に見えるようにいけるのは結構難しいです😅
今回の主材は「虫狩(ムシカリ)」
虫狩(ムシカリ):
スイカズラ科ムシカリ属 (落葉小高木)。
ムシカリの名前は、葉を虫が好むところから。
別名のオオカメノキは、葉が亀の甲羅のようにも見えるため。
花は小ぶりな「額紫陽花」のような感じです。
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実際に森の中で自生している様子を見たことがなくて、こんな風に植わってるのかなぁ?と想像していけてみることに。
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花材:虫狩、アザミ、鳴子百合、山シダ
今回のお花は変身できないので、家でも同じようにいけてみたつもり・・・
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白い花器だと手前に入っている虫狩のお花が目立ちませんね💦
なのでちょっとイメージが違って見えるのかなぁ。
ちなみに研究会に出席すると、このお花を50分の時間制限の中で仕上げる必要があります😅
なかなかシビアなんですよね。
お花の世界は春が終わり、そろそろ初夏に入りそうです。
今日も見ていただき、ありがとうございました(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ