見出し画像

基礎を復習するお稽古

昼間はそこそこ暑いぐらいになりますが、朝晩は涼しい〜よりも冷える感じになってきました。
羽織ものが活躍する季節ですね🍁

今週のいけばなのお稽古は、初級クラスのお花を練習いたしました。

今月末に小さな地域の花展に出品するのですが、その一環で体験レッスン会を受け持つこととなり・・・💦
基礎のお花のあれこれを復習することに。

お稽古の初め頃には「たてるかたち」をいけることになります。
主材が真ん中にすくっと立っているのでそう呼びます。
挿し位置・寸法・角度などがきちんと決まっている「役枝(やくえだ)」は「主枝」と「客枝」の2種類で、それ以外の枝や花は入れて良い範囲(空間)が決まっているものの『あとはお好みでどうぞ〜』と割合と緩やかです。
が!この緩やかだというのは案外と曲者でして💦
どこでも良いけどスカスカではダメだし、重なってもダメ、もちろん剣山は隠れていないといけません。

または「かたむけるかたち」という、主材を思い切り傾けた感じにいけるものも初め頃に習います。
こちらも色々と制約があるのは「主枝」と「客枝」
あとは入れて良い範囲(空間)が決まっている感じです。

実際にお稽古してみたお花がこちらです。
(今回は「かたむけるかたち」をメインにしました)

赤紫と黄色で華やかな作品に〜

「主枝」は右に傾いたデンファレ(蘭)、「客枝」は真正面の黄色バラ、それ以外は全て「中間枝」

「たてるかたち」は、残りのお花でアウトラインだけを押さえてみました。

こちらの「主枝」は金宝樹、「客枝」は黄色バラ

花材:デンファレ(蘭)、バラ、金宝樹

かたむけるかたちの方に花材を使ってしまったので、たてるかたちの主枝の前に妙な空間が出来てしまいました💦黄色いバラがもう一本あればここに入れると良いかな〜と思います。


🌟金宝樹(きんぽうじゅ)🌟

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_plant_code=928&num=2より

「ブラシノキ」という名前の方が有名でしょうか。
こんな感じでコップや水筒を洗うブラシそのもののようなお花が5月頃に咲きます。原産国はオーストラリア。低木の常緑樹です。
今の季節は葉っぱだけですね。細長い葉っぱは案外分厚くて、先が尖っているので、触るとチクチクとして結構痛いです😅


自分の出品するお花もまだ決まっていないので、どうしようか思案中です。
出来ればあんまり弱らないお花が良いのですがね〜
とにもかくにも、少し涼しくなってきてくれてホッとしています(お花の持ちの問題)


今日も見てくださり、ありがとうございます(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ

いいなと思ったら応援しよう!