なんでも「簡単に出来る」と思ったきっかけ
ここ最近、またちょっと洋裁熱が高まっている。実家の片付けをしていたら、布地がたくさん出てきて貰ってきたのもあるし、自分で買って置いていた布もあったりして。
暑いので、外に出るより家の中でゴソゴソしていたら、ああ〜これもあれも作っちゃおう!ってなった。
で、トートバッグを2つと、バッグインバッグを1つ。一週間で作り上げて、めっちゃ楽しかった😆
もともと、洋裁が得意ってわけではない。昨年のマスク不足の折に、布マスクを作り始めてハマった。それまではズボンの裾上げとか、カーテンの裾上げとか・・・(笑)それぐらいでしかミシンを使ったことがなかった。
だんだんとマスク以外のものも作りたくなって(というか、マスク作りに飽きた!が正しい😆)マスクとティッシュのケース、メガネケース、トートバッグ、ポーチ、他にもブラウスやワイドパンツ、ジャンバースカート・・・ってどんどん発展していった。
だけど、初めは全くのど素人。せっせとマスクを作ってた去年の夏の前ごろに、ブラウスやジャンスカまで作る自分の未来は想像できてなかった。
意識の変化
マスク作りに飽きてきて、簡単なエコバッグを作ってみた。その次はトートバッグ。さらにバッグの中を整理するポーチでも作りたいな〜と思った時に「ファスナー付け」という、めっちゃ高いハードルにぶち当たった。
で、どうしたか・・・?
youtube動画で、ポーチを作る動画を山ほど見た。どうやって付けてるか?どんなやり方があるのか?を学ぼうと一生懸命。雑誌や教本もあるけれど、やっぱり動画がわかりやすい。そういう作例をたくさん見られる時代で良かったなぁと思ったりしながら。
で、初めの頃は
ああ〜、この人もあの人も、慣れてるんだろうな〜サラサラ流れるようにやってる・・・すごいな〜!!
って思ってた。
でも、動画を山ほど見ているうちに、心境の変化が起きてきた。
ああ〜、みんな簡単にやってるよね〜いろんなやり方あるよね〜そうか・・・やってみたら案外簡単に出来ちゃうのかもしれんな〜
洋裁の達人たちがやってる、凄いことだと思ってた「ファスナー付け」が、もしかしたら、意外に誰にでも出来ることなんじゃないの?って思ったところで、意識が180度変わった。
じゃあ、私にだって出来るんちゃう?
そう思ったらちょっとワクワクした。ワクワクしながら実際にやってみた。100均で買ってきた短いファスナーで小さなポーチを作った。
おお!出来る、出来るやん!簡単やん!😆
この小さなポーチが、私に「目から鱗が落ちる」ってこういうことだと教えてくれた。こんな年齢になっても、そう思えた事がとても嬉しかった。
やってみたら、案外簡単だった。難しそうっていうのは、自分がそう思い込んでただけだったのだ。
ここから、さらに自分の中のイメージが加速していく。
カンタン、カンタン、やってみたら案外カンタン。難しいと思ってるのは自分だけ。
ソーイングの雑誌を買って、型紙からAラインワンピースを作って試着した。少し大きめにしたつもりが、とんでもなく大きくなりすぎて(笑)出来上がった途端にジャキジャキとハサミを入れて、ウエストにギャザー寄せをして身幅も狭くして、切り替えワンピースにしてみた。(太字の部分は自己流)
失敗したように見えても何でも、もう「出来る」って思ってるから、なんとでもなる(笑)売り物作ってるわけでもなく、自分で着るものだから。
これが「ああ〜!ダメやん、やっぱり出来ない」って思ってたら、きっとあの大きなワンピースは、ずっとタンスの肥やしになってしまって、次にジャンバースカートを作るってところまで、氣持ちが向かなかったかも知れない。
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時々、器用になんでも出来て〜ってコメントをいただいて、ものすごーく恐縮なのです💦
幼稚園の頃、習っていたエレクトーンの教室で、先生に「まぁ!なんてぶきっちょな!」って悲鳴に似た声で言われたこと(軽いトラウマ💦)を今でも覚えてるぐらい(案外執念深いな😆)。。。って、まぁ、それぐらい「器用」とは程遠い感じだったわけなんです。
そんな私でも、こんな風な意識の変化があったことで、なにをするのでも「超カンタン」と言うに至ってるというお話をまとめてみました😆
え・・?まとまってない??😆 それは大変失礼いたしました〜(^人^)