「積小為大 」 二宮尊徳
きょうは、私の座右の銘とも言える教えを書きたいと思います。
私の愛読書に、有名な二宮尊徳の「二宮翁夜話」というのがあります。二宮尊徳(金次郎)は江戸時代後期の農政家です。
二宮尊徳は不遇の少年時代から独学で「四書五経」を中心に学んだとされています。
「二宮翁夜話」の中での教えのひとつに「積小為大」と言うのがあります。
翁はこう言われています。
「大事をなそうと欲すれば
小さな事を怠らず勤めよ」
読んで字のごとく、小が積もって大となるものだ。およそ小人の常で大きな事を欲して、小さな事を怠り、出来がたい事を心配して、出来やすい事を勤めない。それで結局は大きな事が出来ないのだ。
大は小を積んで大になることを知らないのだ…。
この忙しい時代、便利になり、インターネットで何でも直ぐに調べたり、手にしたり出来るようになりました。
深く物事を考えないで、せっかちになったり、集中力が緩慢になったり、ともすれば努力を忘れたりしている時があります。
私もコツコツと辞書を調べて漢字や意味を調べたりという作業をあまりしなくなったように思います。
直ぐに知りたい事はスマートフォンで調べてしまうので覚えられなくなりました。
辞書を手にしていた時代は遠い昔のように思います。ですので、今年は漢字、熟語などをモノにしようと頑張っています…。
最初の忘れてしまった漢字を覚えられると、楽しくなって、ずんずんと前に進み、沢山の漢字を頭に詰め込められるようになりました。またそれを使い良い文を書けるようになるかも知れません。
私は、毎年大体、60~70冊位本を読みます。仕事関連の本や小説などです。1年で1冊も読まない人からみたら、1冊、1冊は私にとって、
小が積もり積もって大になる、と言えると思います。
二宮尊徳先生の教えは沢山ありますので、これからも出来ることから少しずつ実践して行きたいなと思います❗️
人生の終る時まで。
明日も頑張れる1日でありますように🍀