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「悪手」と言われようが知ったこっちゃない!その1

noteをご覧の皆さん、こんにちは!
縮緬会のりくもんです🍃

さて、9月のテーマは、
【自分の得意教科と、その勉強法&推しポイント】です。

なるほど、得意教科。

得意教科と好きな教科は必ずしも一致しない、とよく言われますが、「好きこそものの上手なれ」という先人の教えもありますよね。
私は後者です。

私の得意教科かつ小学生時代からずっと大好きな教科、それはズバリ社会科です。

特に日本史と地理が大好きで、大学受験の社会科目ではその2科目を受験していました。

私の大学は珍しく、前期試験で文系受験生は社会科目を2科目受験する必要があります。
ほとんどの学生は「世界史・地理」「世界史・日本史」の組み合わせで受験します。

「日本史・地理」という組み合わせの受験生はマイナー中のマイナー。
大学では結構レアキャラ扱いをされます(笑)

というのも、「世界史・地理」「世界史・日本史」は互いに関連性が強かったり共通の学習事項が多かったりしますが、「日本史・地理」は学習内容のつながりが薄く、激重社会科目をまるごと2つ勉強しないといけないも同然なのです。

「日本史・地理」の組み合わせでの受験は「悪手」と言われ、大半の受験生はこの組み合わせを避けます。

…でも

楽しく勉強できるならよくない????

と私は思います。

確かに、勉強は大変でした。日本史を高2からのほほんと勉強していたら、いきなり高3で地理が授業に加わり、理系生徒が2年間かけて学習する地理の内容を半年で終わらせるという超特急スケジュールで勉強していました(笑)

小学校から、なんとなく慣れ親しんで来た「社会科」。
楽しいから、興味深いから、新たな知見がたくさん得られるから、
多少辛くても、授業のペースがバグっていても、頑張り続けられたのだと思います。

前置きが長くなりましたが、日本史・地理それぞれについて、2回に分けて語っていこうと思います。

まずは日本史から~!

もしもあのとき、あの人がいなかったら~日本史~

歴史とは奇跡です。

今のこの世界は、この社会は、歴史の積み重ねの上に成り立っています。

例えば、
もし、徳川慶喜が意地を張って大政奉還をしなかったら?
明治維新など起きず、文明開化も大して起きず、今の私達の日常服は着物だったかもしれません。
もっと遡れば、
もし、聖徳太子の書いた国書に隋の皇帝(煬帝)がブチギレていたら?
隋によって早々に日本は征服されていたかもしれません(笑)

歴史があるからこそ、今があります。

加えて、日本史の面白さはなんといっても、今の私達の生活とつながりが見えること。

昔はこういう食事だったんだ、こういう職業があったんだ、こういう町の仕組みなんだ、
今と違うな、今と同じだな、なんとなく片鱗が今も残っているな…

そういう「つながり」を見出すのが楽しいのです。

日本史の魅力といえば、戦国武将や古文作品などはもちろんですが、「つながり」を感じることで歴史をより身近なものに感じることができると思います。
(ちなみに、私の好きな武将は伊達政宗、好きな古典作品は『枕草子』です。ベタですね(笑))

日本史は確かに、意味不明な漢字が羅列したり、暗記事項が多かったり大変な科目に思えるかもしれません。しかし、今の社会はどうして今のような社会であるのか、過去の人々は何を考え、何を求め、どんな社会になることを、どんな人生を送ることを目指していたのか、それをめぐる旅は面白い。
日本史ならではの楽しみだと思います。

P.S. 私の一番の推しの時代は「鎌倉時代」!源平の合戦(治承・寿永の乱ですね)が面白いのもそうですが、武家政権ができたばかりの、試行錯誤しながら政治を頑張るあの雰囲気に、なんだかほっこりするんです(伝われ(笑))

次回は地理の魅力と社会科目のオススメ勉強法を語ります~!お楽しみに!

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