AT限定解除行ってきました~自動車学校に通うの巻~
盆が明けて、すっかり涼しくなった。
そんなさなか、農業やっていくならこれ必須アイテム。
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そうそう、軽トラですよ!
今までムーブにすべてを突っ込んできたおおたけ。
刈払機も育てた苗の運搬もムーブ。
ムーブ様様なんですが、いよいよ来年に向けて軽トラが不可欠になりました。
しかしながら、私はAT限定の免許しか持っておらず、
まさかこの歳になって、マニュアルに乗ることになろうとは思いもよりませんでした。
オートマの軽トラもあるのですが、めちゃくちゃ高いので買うくらいなら限定解除したほうが安上がり。
兎にも角にもAT限定解除行くぞー!!!
ということで、自動車学校へ入校。
AT限定解除なんですが、なんと卒検まで4回しか講習がありません。
1コマ1時間で、そのうちの10~15分は先生が話しているため
実際は1時間も運転が出来ないのです。
【1コマめ】
とりあえず、まずはクラッチを踏んで、半クラッチを覚えます。
ギアを変えてコースを周りました。
先生同士が共有できるように、引き継ぎメモみたいなものがあるのですがそこには『ギアを変える際にクラッチを踏み忘れる』と書かれていました。
【2コマめ、3コマめ】
この日は休憩を挟んで、2コマ実施。
よく聞く坂道発進やクランク、S字カーブ等、ひと通りをやるわけですが、半クラッチとギア切り替えが忙しすぎて記憶があまり残っていません。
この日の引き継ぎメモには、『クラッチ踏み忘れ、エンスト』と書かれていました。
【最終日4コマめ】
いよいよ最終コマ。
ムーブに乗りながら、ギアチェンジと半クラッチの練習をエアイメトレしてきた私。
『やったるぜ~』と乗り込んだ教習車。始まる前に、引き継ぎメモをみた教習官からひと言。
『wakoさん、うまくいってない感じかな…?』
(え、私ってうまくいってない人でした??笑)
卒検目前に、うまくいってないレベルということを知らされ、俄然焦る。
この日も方向転換時、足が攣りそうになる。
そもそもクラッチ全開踏むために、シートを一番前までやらないと足が届かない。
なんならクラッチ全開踏んでる時ですら、つま先ぴーーーんとしてるのに、
方向転換時に『後ろ目視して!』なんて言われた日には、半クラッチ外れてエンストするっつーの!!笑
『先生、足が届かなくて後ろ目視できません。』
『シート一番前まで持ってきたらどうですか。』
『いや、もう一番前なんです。』
『そうですが…そしたらクッションかなにかを背もたれにかませるしかないですね。』
明日卒検なのに本番当日、今までかませたことないクッションかませるんですか、先生!
いや、先生に文句いっても仕方がない。
先生は悪くない。むしろ精一杯のアドバイスをくれた先生に感謝しなくちゃ…悪いのは、私の足が短いせいか、クラッチが思いの外奥まで入り込める設計になっているからだ。
泣いても笑っても明日が卒検。
いざ本番へ。
その日、試験を受ける方々が何名か待機。
『やさしい試験官だといいなぁー』と名前を呼ばれるのを待っていたら、
リーゼントスタイルの『いかにも…』な試験官に名前を呼ばれました。
始まる前から緊張しちゃうよ、これ。
いろいろ話を聞いてから待ち時間中に、コースの再度確認。
2コースある内のまさかの慣れてないコースを指定される。
(直前になって、色々と書き出して、始まる前にイメトレする私。気分はもう徹夜してる受験生気分。)
そんなこんなで、試験スタート。
の前に、リーゼント試験官に始まる前に一言。
『wakoさん、アルクマですか?』
『長野県民なので…着てます。』
その日、着ていたアルクマパーカーを突っ込まれる。
リーゼント先生の口から『アルクマ』という言葉が出てくるとは想像もしていなかったし、どうしたものかと。まさかのアルクマ好き??
『緊張してますか?』
『してます!!練習ではエンストしまくりだったので…』
『私は試験官なので、試験中は話せませんが、心の中では応援してますから、ほどよい緊張感の中でがんばってくださいね。』
『あ、ありがとうございます!!』
え、めっちゃいい人じゃーーーん!
私の緊張している様子をみて、アルクマパーカーでアイスブレイクして、応援の声掛けをしてくれたリーゼント先生。
外見から判断して、本当にごめんなさいー!笑
『では試験を始めます。』
事前にイメトレしておいた苦手なコース。
とにかく変なところでエンストしないように慎重に進む。
(おおーー!今の今までノーエンストできてますよ!奇跡!)
なんとか最終地点まで向かう。
講習中、必ずエンストしていた私。
ここまで奇跡のノーエンスト!!!
すげくない??ですか??
『じゃあ駐車をしてください。』
『はい!』
決められた場所まできて、エンジンが切れた。
(ん?!)
最後の最後で、まさかのエ・ン・ス・ト・・・
『あ、エンストしました。すみません・・・』
『はい、ではここで試験終了となります。結果は~』
あっという間に終わってしまった。
最後の最後でエンストしたけど、今までの講習の中では一番の出来!
終わった直後は、アルクマパーカーも暑苦しいくらいに汗をかいていた。
結果は・・・
合格しましたーーーー!!!
ほんとによかった。
初めてマニュアル車に乗って、クラッチを踏んだときは、両足バタバタで発進してましたが、こんなはじまりでもなんとかAT限定解除することができました。
あとはマニュアル軽トラゲットするぞーーーー!!!!
エイエイオー!
~ちょっと番外編~
長野の自動車学校は、東京の自動車学校と異なるところがあって、それは教官が方言で話してくれるところ。
『慌てなんでいいから~。』とか『ながらオッケ~(大体オッケーという意味)』とか、長野の教習所の良いところだなぁと思いました。あとは、開放感があるところですかね!景色、最高でした!!