ジーマと皆の笑顔と夏の日
昔
地元から新幹線含め4時間離れた街に住んでいた頃の話。
近所では暑い中数日間、割と有名な七夕祭りが行われていた。
割とオープンな明るい気質の土地柄で、
元気な人が多かった。
キラキラ光る七夕飾り。巨大な地元キャラクター風船。軽快な音楽。超絶に上手な路上ライブ。
夜は歩行者天国になり浴衣の家族やカップル、友達同士などが歩いていた。
夜店には唐揚げ、りんご飴、チュロス、じゃがバター、スーパーボール、お面など沢山あり
ダンスや路上ライブが行われていた。
皆自由な雰囲気で開放的だったが、マナーや節度をきちんとわきまえている様子。
歩行者天国通りのコンビニは激混みしていたが、喉が乾いた知人と私はノリで瓶のジーマを買い、まるで外国にいる様に飲みながら歩いた。
しかし
そんな姿もすっかり街の人達に溶けこみ
誰一人見る人もいなく、皆が笑顔であった。
割と保守的な地元にいたら確実に出来ない。
あんな開放感、最高。
ジーマを見ると何か思い出す夏の日。