[ネタバレ]千歳くんはラムネ瓶のなか 四巻 感想
うわああああ、陽ちゃんしゅきいいいいいい(汁ダバァ
今回のはヤバい。
毎回ヤバいけど、今回のは特にヤバい。
何がヤバいって、エモさが。
在り方が。
涙腺が。
もうね、中盤以降は涙ドッパドパ。
悲しいし悔しいし嬉しいし熱いし興奮するしドキドキするし。
ひたすらまっすぐで、純粋で、それゆえに強い。
徹頭徹尾王道で、ハートのど真ん中をブチ抜かれた感じ。
未読者の方(がこれを読んでるとは思えませんが)は、体中の汁という汁が消失すること必死なので、必ず手元に水分を用意してから臨みましょう(戒め
弱音を正面からぶん殴れる強さ
いや陽の何がすごいって、あの千歳朔がですよ?
一巻、二巻と己を隠し続け、だまし続け、ひたすらにかっこよくあろうとして、事実そうしてきたあの神がですよ?
初めて他人に漏らした弱音をですよ?
それを思いっきり正面からぶん殴るんですよ!?!?!?
なんなもう。かっこよすぎやろ。
そんなん惚れるわ!!!!
理解し共感するのでもなく、優しく包み込むのでもなく、別の答えを示すのでもなく…。
「お前は間違ってる」と言い切れる強さ。
でもきっと、朔にとってまがりなりにも逃げてしまった過去というのは、貫き通してきた己の「美学」に反する汚点なはずで。
許されるのでもなく受け入れられるのでもなく「お前ダセェよ」って言ってもらえることは、きっと何よりも救いになるはずなんです。
そしてそれは、同じようにガムシャラ立ち向かってきた陽だからこそできる芸当なんですよ。
あぁ、もうヤバエモい。。。思い出し泣きしちゃぅ。。。
後半はエモ文オンパレード
恒例の一人称切り替えの後は、地の文含めて全文エモです。
多くの言葉はいらない。とにかく目を皿にして読め。
百文に匹敵するエモがそこには詰まってる。
俺は陽を推すぞぉおおおお!
そして最後のアレよ。
なんやねん、お前身長差をそう使いよるんか。あざとい女だ。愛すぞ。
元々好きなタイプの子でしたが、もう完全にノックアウトですわ。
ちっちゃくて強い子は大正義。イケメン過ぎて全俺が惚れた。
ツンデレあとむ君
今回はサブキャラもいい味出してましたねー。
とりあえずアトム君は神が好き。知ってた。
アトム、なずなコンビはすごい人間味があってすここ。スピンオフとかでこの子たちの話が読みたいくらい。
健太とも和解しててほんとよき。あの雑な感じで和解する流れほんとすこ。笑
最後に
常に我々読者の期待を宇宙スケールで上回ることに定評のあるチラムネですが、これもうどうなるかわかんねーな。
一巻以降影が薄い夕湖と、終始影が薄い優空ちゃんが残ったわけですが、この二人をいったいどう調理してくのか。
いやでも毎回同じこと言ってるから次回も大丈夫だな!(確信
(読者を)煮るなり焼くなり好きにして!よろしくお願いします先生!
あ、思い出したらまた涙が。。。。。。(グスングスン