私にはクリスチャン同士の結婚は無理だと思った話。

はじめまして。
私は一般のクリスチャン2世(母のみクリスチャン)です。現在信仰はなく、教会には通っていません。

noteを始めたのは、私自身が数年前に、クリスチャン同士の結婚をすべきかどうか悩んでいたからです。

当時は「クリスチャン 結婚」と検索すると、牧師さんやクリスチャン同士のお見合いを進めている方のブログが見つかるばかり。
クリスチャン同士で結婚し、家庭を築くことがいかに大切か(もっと言うと義務であること)を説くものばかりでした。

クリスチャン同士の結婚を選ばなかった人間の体験談が一つくらいあっても良いのではないか。というわけで、今noteをしたためています。

私がクリスチャン同士の結婚について、また自分の信仰をどうしていくのか考えたきっかけは、同じ宗派の方との交際話(実質的に結婚話)が持ち上がったことでした。
相手の方は、本当に良い方でした。

でも同じ宗派内で結婚するということは…。
私は一生、この教会コミュニティから抜け出せなくなる。

子どもが授かれば、その子は教会の大人たちの顔色をうかがって成長していくことになる。
その子は両親だけでなく、両方の祖父母から(私の側は祖母の身)信仰継承のプレッシャーをかけられることになる。

私自身も教会から"母親"としてのプレッシャーを掛けられ、"教会の中の世間体"のために、子どもに教会に行くよう強制してしまうかもしれない。

…そこまで考えたとき、私にはクリスチャンとの結婚はできないと思いました。
と同時に、自分にとって教会が苦痛だったことに初めて気づき、ショックを受けました。それまでの私は、神や教えに疑問を持ちながらも、クリスチャンであることは誇りだったから。

私はその交際話を受けることができず、同時に教会に通えなくなりました。
母親はパニックになり、罵詈雑言を吐いたり、かと思うと猫撫で声で説得してきたりしましたが、もう教会には足を運べないと思いました。
子どもの頃からの嫌だ、嫌だが一気に表に出てきたからです。

その後私はクリスチャンではない男性(いわゆるノンクリスチャン)と結婚しました。
結婚までの家庭での親や教会との色々、結婚後にキリスト教や教会に対して気づいたこと、少しずつ書いていきますね。

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