宗教2世である私と、キリスト教との関係年表
私が受けてきた宗教虐待を書いていくにあたり、私の人生にキリスト教がどう関わってきたのかを年代順にまとめました。
(身バレを防ぐため、細かい年齢は書いていません)
今後のnoteの記事は、基本的にこの順番で書いていきます。
ただ時には寄り道したり、ふと思い出すことがあって順番が前後したり、はたまた全く関係ないことを書くかもしれません。
お付き合いいただけたら、とても嬉しく思います。
では、ざっくり年表始めます!
1.ちくわぶぶ(私)、誕生
◯両親とも、家の宗教は伝統仏教。かといって「熱心ではなく、いわゆる葬式仏教。
◯教会に通うまえから、母の激しい体罰はあった。
2.学童期
◯母に連れられて、教会に通い始める
・罪や地獄による脅しなど宗教虐待が始まる
・キリスト教を通して母が「自分は正しい側の人間だ」と信じ込むようになり、私を殴るときに迷いの気持ちがなくなっていく。
◯教育虐待
→95点取れないと殴られる日々。殴られたくなくてテストを隠せば、さらに折檻を受けた。プラスチックの布団叩きでお尻を叩かれることもあった。
※母の暴力で、頭に医療用ホチキスで処置するほどの怪我をする
(母の指示で、病院や学校には「転びました」と嘘をつく。誰も気づいてくれず、助けてくれず)
※母、聖職者から「体罰は罪でない」という言質を得る。
(神父や牧師が児童福祉やメンタル疾患などへの知識を得ないまま、家庭の問題に立ち入ると何が起こるかということ…)
※神様がいるのに私を助けてくれないと、キリスト教に出会う以前よりも人生に絶望するようになる。信仰は行ったり来たり。
※私の父親は、母の暴力が始まると、ひとりだけ車に乗って外出していた。
3.思春期(暗黒期)
◯母による宗教虐待、教育虐待、暴力はつづく。
4.大学時代
◯心身のバランスを崩す。
5.20代
…社会的に何もできなかった頃。仕事を始めても、メンタルが悪化して続かず。
◯教会やクリスチャンとして生きていくことへの疑問が大きくなる
・教会内のメンタル疾患に対する偏見に苦しむ
・所属していた宗派の世界規模での性的虐待問題が報道される。母や他の信徒の反応にショックを受け、キリスト教への疑問を深める。
・教会内の男性と交際話(実質縁談)が持ち上がる
→交際話をきっかけに、私自身が長年、教会が好きでなかったことに気づき、通えなくなる。
→母による宗教の強制が強まる。
◯クリスチャンでない男性との交際、結婚
・クリスチャンではない男性との交際を始める
・母を納得させるため教会で挙式。聖職者の権威主義的な面に不信感を持ち、ますます教会から心が離れる。
・キリスト教への不信感が強く、自分には合わない教えだと自覚しながらも地獄への恐怖に数年間苦しむ。
◯トラウマ治療開始、両親との交流をストップ
・結婚後2年、母から受けた暴力のフラッシュバックが激しくなり、カウンセリングに通いはじめる。
・自分のメンタル回復のため、安全な場所を確保するため、両親との交流をやめる。
6.30代(回復期)
◯母から強引に受け継がされたりキリスト教の相対化
キリスト教圏の文学や読書を通して、自分のなかに根を張ってきたキリスト教を相対化することに成功。
→キリスト教から離れることで生じる地獄からの恐怖を感じなくなる。
→心置きなく、教会に通うのをやめることができた。
◯出産
母がキリスト教というフィルターを通してしか私をみてくれていないことを再確認した
◯キリスト教とどう向き合うか、感情の処理が課題
私が宗教虐待に対して、感情面の整理がついていない状態。育児が落ち着いたらカウンセリングを再開することも考えている。
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