代替可能性と持続可能性
当初はボランティアで始まった街場の活動も、続けていくと必ず壁にぶち当たる。曰く「金も貰えないのに何でそんなことやってるの」。家族や友人からの素朴な疑問や、もう少し強めの叱責か。あるいは自分の内なる声だったりもする。
こうした声に応え活動を持続していくために、稼げる方向に舵を切るという判断は当然あり得る。それでもって幾ばくかの支払いを、労働の対価として仲間同士が支払い、受け取る。
だがここに落とし穴がある。対価として貨幣を使うということは、他と代替可能である、というメッセー