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Erewhon実況メモ⑤~廻歴編

続きだぜ。


実況メモ

ここから先は、リアルタイムでプレイしているErewhonの実況メモをひたすら垂れ流していきます!完全初見プレイのメモなので、とんでもなく見当違いの予想を立てている可能性大です!それではどうぞ!

タイトル画面「紅い悪夢を喰む」からスタート!

ひぐらしの祟殺し編みたいだった前回から地続きなのかな?
村を焼いた後、洞窟に戻る主人公。十子の肉を喰ったせいで、死にたくても死ねない体に。

死ななくとも、体から沸き起こる飢餓感はどうしようもない。赤い洞窟にへばり付いていた肉(太歳?)を貪り食う主人公。

>「死なないということは、生きていないということだ。少なくとも俺にとっては」
なんか無限煉姦を思い出す描写。そういえば浅生詠氏と和泉万夜氏はeuphoriaで一緒だったんだよね…奇縁。両氏共に女性的な感性を描写するのがお上手なライターだと思うので、またいつかタッグを組んだ作品がみたいな~
→とか言っていたらクロアプの新作「鏖呪ノ嶼」のライターに和泉万夜氏の名前が!!!(ソースはえろすけ)
DMMだとライター名は昏式龍也氏1人になっているので、今回もサブかな~
いつか和泉万夜メインのクロアプ作品がみたい…(もしくは上田メタヲ×和泉万夜の新作!ていうか今年はmetalogiqの新作が出そうで楽しみ)

万華鏡のように、過去と未来の光景を映し出す不思議な洞窟。主人公があらすじを述べていた民話の名前は「みるなの屋敷」というらしい。初耳。

太歳の肉を喰らい続けていた主人公はいつしか太歳の夢を見るように…ここら辺も元ネタとなる民話があるのかな?「胡蝶の夢」は違うか…
柳田国男助けて!

グロ肉がいきなり美少女になって草。太歳が擬態した女は砂浜に打ち上げられていたという。海要素でたわね。女が流れ着いた土地の権力者が「永海」
永海家は女を「姫」として祀りあげた。

永海家は太歳を洞窟に封印することで境界を定め、神隠しが起こりにくいようにした。永海家は巫女とその夫に「永見」の名を与え、この土地を見張るよう命じた…来待村の誕生。

な~んか元ネタの昔話ありそうなんだけどな~
分家として来待村に残されて数百年経過。第二次大戦中の最中、「姫」の安全を守る為、永海家が来待村にやって来た。

うっひょおおおおお可愛いいいいい!!!!!😍😍😍
千鶴恵さんはあんまり今と変わらないな~
美壽々さんは稀世良そっくり~
八千代さんはヤバいな、ヤバいですね(語彙力消滅)
この三人が永海家の御令嬢ですか…美しすぎる…

お~こっちはサエにそっくり!みどりさんって言うのか…サエのお母さんだね。いや~人妻の破壊力ヤバいな本作。

この人が手記を書いた人?洞窟に迷い込んだらしく、主人公と遭遇。
え、主人公が来待村にやって来たのって平成元年だったの!?今明かされる衝撃の真実…そして中原氏は2008年からやって来たと…時間軸がぐちゃぐちゃになってきたけども、ここら辺はあまり厳密に整理しない方が本作を楽しめるだろう(思考停止の言い訳)。来待村には時計もカレンダーも何もない。時間さえもあやふやな世界で相対する人物は、もしかしたら過去から来た人間かもしれないし、或いは未来から来た人間かもしれない。そうした曖昧さの中に身を委ねたくなる雰囲気が、本作にはある。…なるほど、これなら下手なSF要素で理由づけしなくとも、違和感なくループ展開に持ち込めそうだな。

中原教授と話をしているうちに、美壽々さんが迎えに来た。美壽々さんの姿を見て発狂した主人公は中原氏を赤い洞窟内に幽閉…するも結局美壽々に発見され、中原氏は連れ戻されてしまった…親殺しのパラドックスならず。

また夢を見る主人公。御簾の奥にいる「姫」が気になるみどりさん。
…そして八千代さんの入浴シーン!!!!…おい😡なんでCG無いんだよ!!!!

へ~八千代さんと千鶴恵さんって姉妹だったんだ…全然似てないな。
八千代さん高飛車すぎて草。

千津恵さん子供が産めない体だったのか…重いな。
この時代であれば肩身の狭い思いをしていただろうに、子ども達に向ける眼差しは優しさに満ちていて、すごいな~と素直に思う。自分が子供苦手なだけに尚更(ちなみに大人も苦手)。
生殖から疎外されているという点で見れば、千津恵さんが一番巫女に向いてそうなもんだけどな~。それとも貞節が求められるのって、キリスト教圏or神職の男性だけなの?

みどりさんの長男、正彌。なんか主人公っぽくない?見た目が。

「姫様」に、手についた紅を舐めとってもらう美壽々さん。淫靡すぎるだろ…CG欲しいいいいい!!!

美壽々さんすっごい高潔…十子にそっくり。もしかして十子も美壽々さんの子だったりする?

本家の永海は空襲で全滅したらしい。永見による永海への復讐のはじまり。

すまん八千代さん…女性の尊厳を踏みにじる本当に酷い行いなんだけども、自分の中で嗜虐心がムクムクと頭を擡げているのを感じる…醜いなあ
男はどこまでいっても気持ちいいだけで、女はどこまでいっても痛いだけ
残酷な構図。

この状況に諦観している千鶴恵さんと、それでも反抗し続ける八千代さん。
うぅ…八千代さんの為に村長に土下座する美壽々さんの高潔さ…

は~様式美とはいえ…
美壽々さんの懇願虚しく男たちに犯される八千代さん…やはり凌辱は女性視点モノローグに限る…抜ける…いや抜きはしないが。

繰り返される凌辱で擦り切れていく精神、美壽々の心の支えは「姫様」を守ることであったのだが…

自ら積極的に男を求める「姫様」を目撃し、心の中で何かがプツンと切れてしまった美壽々。

時を同じくして、村の横暴に異を唱える正彌。おお…やっぱり主人公属性。
単身で地下牢に潜り込み、本家の女達を逃がしてやった。完全に主人公。
→が、人質に取られた侍女たちを見せしめに殺され、耐えきれなくなった正彌と本家の女達は泣く泣く出頭…勝の冷酷さが怖い。

本家の女達は再び地下牢に戻され、正彌は徹底的に暴力を加えられる…
うわぁ~みどりさんの哀叫が迫真過ぎる…

本家の女達に逆ギレするみどり。気持ちはわかるけども…
諸悪の根源である男衆ではなく、どう考えても一番の被害者であろう本家の女達に怒りが向かうのが、リアルというか…
これもミソジニーなんだけれども、今よりも遥かに男尊女卑社会であろう時代背景を考えると、とてもみどりを糾弾できない。というか、今を生きる我々の目線からしたり顔で糾弾してはいけない。

すかさずみどりに罵声を浴びせる八千代。
うわあああああああメッチャ良い!!良い!!良い!!(いや良くないけども!)
八千代さんからしたら堪ったもんじゃないもんな。宝は強奪され、凌辱され、侍女たちを殺され…

けれども、みどりさんの気持ちもわかるだけにやるせない…
誰も悪くないんだよ…(当然、村の男衆を除いて)

みどりを擁護する千鶴恵さんにもキレる八千代。平手打ちからの容赦ない蹴り…殴り続ける八千代の目から涙が零れ落ちる…
ああ、行き場のない憎悪だけがひろがってゆく…

同感。そして何よりも恐ろしいのは、こんなソドムの市は我々の生きる世界でも特段珍しいものではないという現実。

村に復讐を誓う美壽々さん。その為に村で一番強い男、勝に接近する。

この男が恐ろしいのは「自分が美壽々に恨まれている」という事をしっかり認識している点だ。ただの下卑た性欲猿ではない。冷徹なリアリスト…

深刻な飢饉が村を襲う。殺された本家の人間たちによる祟りだと不安がる村人たち。殺された者たちの魂を慰撫し、村人の不安を取り除くために新しい祭りが催されることに…
どこまでも身勝手極まりない人達だと思う反面、これぞ人の歴史そのもの!と関心もする。勝手に殺して勝手に祀って、死体でオナニーするのが大好きな生き物。いや~良くできたエロゲだぁ(恍惚)

祭りを実施したものの、飢饉が治まることはなく、更に運の悪いことに台風により村は甚大な被害を受けることに…ざまあ。
こうして人の醜さ(美しさ)を薙ぎ払い飲み込んでいく天災カタストロフィーによって得られるカタルシスは一入…

村の全滅を避けるため、積極的な口減らしを提案する勝。
みどりの幼い子供たちがその対象に…正論であるが故の冷酷さ…

極限状態の中、正彌が救援を求めて村の外に出るが…

はあ~みどりさんの慟哭が胸をえぐる…声優さん半端ないっす。
縋る思いで本家の巫女のもとへ行くみどりさん

八千代さんの「正彌さん」と呼ぶときの声色が可愛すぎるんだが…まあ恩人だしな
正彌を助ける代わりに地下牢から出してもらう取引を持ち掛けるのかと思っていたら…

…ですよね~
正彌さんに恨みはないけれども(むしろ好いている?)、みどり憎さのあまり絶対に助ける方法を教えないと宣言する八千代さん。

みどりさんが口から漏らした「口減らし」という言葉に反応する千鶴恵さん。項垂れるみどりの去り際に「姫様の肉を正彌さんに食べさせて」と漏らす…

笑っちゃいけないんだけども、一連の流れで八千代さんの態度がころころ変わってて面白い。いや、ほんとに笑っちゃいけないんだけども…

姫様の腕を切断し、正彌に食べさせるみどり。みるみる回復していく正彌。
飢えた村人達が黙ってみているはずもなく、姫様の腕を我先にと喰らっていく…ついでに姫様の秘密を黙っていた村長はリンチ。ざまあ。

腕だけでは飽き足らず、直接姫様を解体して肉を喰らう勝。
本当は一人で喰いたいのだけども、人肉を喰らうという罪の意識を軽減するために、村人全員に食わせ始める。本家の女達は姫様を喰らう事に激しく抵抗するが…

ここが最後の一線だったのかもしれない…「姫様」へ不信感を抱き始めていたとはいえ、それでも美壽々さんにとって大きな存在であったことは間違いないのだから。守るべき御人を守ることが出来ず、あまつさえその御人の”肉”を喰わされるという…美壽々さんの心中、察するに余りある。

その後。飢えても死なない肉体を手に入れた美壽々と勝が村の外へ出て、救援物資を運び込んだことで村は復興。身体で勝を籠絡すると、巫女の地位に返り咲き、御三家体制を始める。勝には八千代を与え、庄三には千鶴恵を与えると…苦難を共にした姉妹でさえ、もはや復讐の対象でしかない。村に連なる者は全て。

己が子供さえも憎悪の対象であると…きっと美壽々さんは自分自身さえも憎いのだろう(こういう言い方は母親と子供の未分化を前提としているようで問題があるが)。子への虐待は母親である自身への虐待でもある。もはや誰にも(勿論美壽々自身でさえも)止めることのできない憎悪の渦

「御廻様」の誕生。でっち上げではあるが、現実のお祭りもまあこれと似たようなものだろう。騒げりゃあ何でもええねん!
本作では歴史の歪曲が僅か数年~数十年という突貫工事で行われている
それ程までにカニバリズムの記憶は強烈だったということか…虚偽記憶。

>「ただの人間が選んだ、ただの人間を御三家は喰らう」
決して人肉食という禁忌を忘れさせない美壽々さん。ある意味誠実、だからこそ恐ろしいんだけども。

十子にそっくりな姫様の生まれ変わり?である椿。式年大祭の夜に、美壽々によって拉致監禁され、姿を消す。「二十年前に行方不明になった少女」伏線回収完了です…

八千代の恨みを一身に受けるみどり。
一方で正彌さんは八千代の性奴隷になっていた。

正彌を犯すことで、みどりへの憎しみを晴らそうとする八千代。
…ピピピピッ!!!何だか僕のエモエモセンサーが反応してきたぞ!!!!
恐らく…というか確実に八千代さんは正彌のことを好いている。けれども、みどりへの憎しみのあまり自分の感情が歪んだ形で表出している。どれだけ正彌を犯して愉快がってみせても、結局のところそれは自分の感情を厚塗りして誤魔化しているに過ぎない。本当はそれがわかっているから、時折ヒステリックに泣き出すのだろう。この二人には幸せな未来もあったはず。でも、ほんの些細な掛け違い、仕合わせの悪さで拗れてしまった。もう元には戻らない。あはれ。

相変わらず八千代さんの「正彌さん」と呼ぶ声のトーンが半音高めで可愛らしい。

正彌にも本物の太歳、椿の肉を与えた美壽々さん。
>「ときどき僅かな悔苦が美壽々の胸を掠めたが…」
なるほど、ここがポイントかもしれない。もしも本当に正彌さん=主人公=幸仁なのだとしたら、この点を突いて美壽々さんを崩す流れになりそう。後は美壽々さん自身の娘である稀世良の存在が鍵か。母と娘の分化、母親の子離れ。…っていうかループしますよね?じゃないと稀世良が空気過ぎるんですが!

正彌にみどりを犯すよう命じる八千代(正彌は相手が母親だと知らない)
…近親相姦ノルマも達成!これで禁忌コンプリートか…

一年後、衰弱死したみどりから生まれた赤ん坊を見つけるマサ。
同時期、八千代さんも赤ん坊を出産。…ところでこの赤ん坊は誰との子なのだろう?勝の子供だとしたら、八千代さんがあんなにも可愛がるとは思えない。みどりの次ぐらいに憎い相手だろうし…やっぱり正彌さんとの子?托卵するぐらいの強かさは持ってそうだが。

すかさずマサがみどりの赤ん坊と八千代の赤ん坊を入れ替える!
…親の因果が子に報い~

みどりの赤ん坊が生まれたことを契機に、正彌を村から追放することに決めた八千代さん。

>「さようなら、正彌さん」
 「あなたを見ているとね、少し嫌な気分になるの」
 「あなたを犯して痛めつけて苦しませて…愉快なはずなのに、ときどき何 
  故かわからないのに泣くのはもう嫌なの」
 「だからどうか…私の目の届かないところで、死んでおしまいになって   
  ね」

うおおおおおおおおおおおおおお激エモ!!!!!!
決してモノローグで好意を自白しないのがあざとすぎず良い!!そもそも好意に気づいてなそうなのも良い!!!言葉とは裏腹に声がめっちゃくちゃ優しいのも良い!!!!あはれ。

結局禁域に迷い込んだ正彌は洞窟の中で主人公と対面する。

未来が「因」で、過去が「果」…これでループ確定か?
主人公はこれまであったことの全てを正彌に告げる。

太歳の肉喰わされたあの日に戻り、すべてを無かったことにするという正彌。しかしそれでは十子が生まれなくなってしまうので、待ったをかける主人公。…それでも正彌の意思は変わらず…そしてその姿を見た主人公の心境には、「哀しみ」と「安堵」が…

そして「あの日」へと戻って来た…みどりさんを正彌が制止するも、異常に興奮している様子で聞く耳を持たない。そのまま鉈で正彌を切りつけ、走り去ってしまった…正彌からの遺言に従い、みどりから姫様の腕を奪い、そして姫様本体をも持ち去ろうとする主人公だが…

勝にボコられ、結局は姫様を奪われる。結局前回と同じで村人たちは姫様を喰らい、乱交に興じ始める。そのすきに逃げ出した主人公は、またもや洞窟に戻る…せっかくループしたのに。

結局みどりは別の男との子供を生み、以前とは少し性格の違う十子が生まれた。そしてその十子の肉を食べる記憶がいつの間にか追加された主人公。
ここから逃げたいのに、逃げられない。死にたいけど、死にたくない。

十子の夢を見る主人公。回想で新規CGとか存在しない記憶やめろ。

十子を想いながら彷徨ううちに、また村にでた。これはいつだろう。

だいぶ前の時代に飛んだな~

えええええここで選択肢?マジか~
とりあえず十子に会ってみよう。
>「もう一度、十子に会いたい」

なるほど~永見の巫女を攫うことではじまりから全てを無かったことにしようとしてたのか…

結局尻込みした主人公は巫女を攫うことはできず、時間だけが過ぎていった。情けなすぎて草。

う~んこの主人公は何も決められなさそうだし
>「無理だ」を選択。もう諦めちまおう、すべてを…
…そのままBADEND直行。

今度は「十子」を選択。瀕死の正彌に無理やり太歳の肉を喰わせる。これで主人公の知る十子が生まれるな。

え~また選択肢?なんか終盤になって連発されると萎えるな…
>「十子を俺のものにする」を選択。
お~十子と触手プレイ!マジで化け物みたいな姿になってるのな、主人公。
生まれ変わり続ける十子をひたすらに犯し続けるEND、終わり!

今度は「十子を幸せにする」を選択…なんか流れ作業感出てきたな…
今度はサエに突き落とされた十子に自身の肉を喰わせ、延命を図る。
え、「姫様」自身も太歳の肉の恩恵を受けられるの?永久機関じゃん…
少しずつ体が消えていく主人公…十子と幸仁は無事脱出できたようだ。
え、なんかめっちゃトゥルーエンドっぽい雰囲気出てるのですが?

選択肢「もう一度」からスタート
姫様を、村人に喰われる前に攫うことに成功。

そのまま異界に送り返すのかな?と思ったら主人公が姫様を喰らいだした。そして今度は村人が主人公を食べて終わりと…食物連鎖やね。

さ~この選択肢で恐らく最後だろう。
>「十子の望みを叶えよう」

今度はきっちり永見の巫女を誘拐することに成功。
本家の女たちを襲うなとしっかり釘を刺しておく。

翌朝、美壽々さんが洞窟にやって来た。主人公は自身を祀るよう、美壽々に告げる。…なるほど、永遠に死ねないのだから、文字通り「神」として、この村を見守っていくわけか…十子の望みを叶えるってそういうこと。

お~今度はループ経験を活かしている…あんなに情けなかった主人公が…
誰にも太歳の肉を与えることなく、ただの村人としての生を送る美壽々さん。ていうか、八千代さんは正彌と結婚してて草。そこんとこもうちょっとkwsk

あ、やっと…秋が終わったんやなって…
終わる季節と言えば夏のイメージだけども、秋というのも悪くないな。夏から冬へと移り変わる、ほんの刹那の曖昧な時間。そして幻想的な赤のイメージ。いや~本作は紛れもなく「秋」ゲ―でしたね…

廻歴編感想

ちょっと十子に焦点が当てられすぎじゃね?というのが正直な感想。
僕の中ではサエルートでの十子の描写で十分満足していたので、ここまで十子がプッシュされていると逆に萎えてしまった。稀世良の出番が皆無なだけになおさら。まあ、これまでのルートでは十子の救済を描いてこなかったのだから、最後にきっちりと十子の救済を描いたという点では誠実なのかな?

というか、過去編に登場する御三家の女性陣達の方が、本作のヒロイン達を喰う勢いで魅力的過ぎてヤバかった。…すみません、私の年上スキーが発動してしまっただけです。
中でも一番良かったのは八千代さんかな~。正彌さんとの関係性は本作で一番エモかったです。エロシーンないのどうして…
美壽々さんについては、ひたすらに可哀想だった。マモレナカッタ…どころか守ろうとした御人の肉を喰わされるという始末。度し難いほどの絶望が彼女を襲ったことだろう。
千鶴恵さんは…何もできないということがある意味で千鶴恵さんらしい。けれども、みどりに「姫様」の秘密を教えるという、最悪な災厄の引き金を引く切っ掛けにはなっているな…
みどりさんについては声優さんの演技が迫真過ぎて脱帽。この人も本当に可哀想なだけなんですよ…ほんとに
村長と勝はしね。庄三は…人間便器マスクくらいで許してやろうかな?こいつだけなら悲劇は起こらなかっただろうから…

不満点はやっぱり稀世良の出番が皆無なこと。これじゃほんとに「清ら」な女の子だっただけじゃん!う~ん妖しい魅力を透かして見ていたのは僕だけだったのか…
後は終盤の選択肢連発はちょっと没入感を阻害してしまう感じがしたな…

あ、それとトゥルーエンドで美壽々に和比古との子=稀世良を産ませたことも不満点。いやそれは村長や勝、闇落ちした美壽々とやっていること変わらなくないか?権威をたてに女性に妊娠を強要するなんて…彼女が実際に妊娠を望んだか望んでいないかは問題ではない。妊娠という行為を”強要”したということが問題。御廻様自身は”お願い”という言い方をしているが、彼の権威的立場の高さを考えれば(なにせ文字通りの神なのだから)、それはもはや強要しているに等しいだろう。…悪しき家父長制まで引き継がなくていいから(良心)
そもそも稀世良のためを思うなら、出生させるなよと反出生主義者的にはどうしても思っちゃう。それに、稀世良は幻想的≒狂気的な赤の世界の住人で、浄化された白い世界には似合わない…というのは俺の個人的な所感。

いや~これでErewhonもおしまいか~
プレイ時間は47時間、えろすけの中央値が15時間だったので、実に3倍くらいかかっているな…まあ来待村は時間の流れが不規則なので、誤差みたいなものでしょ。ま、多少はね?

後日、Erewhon全体感想も別記事で投稿すると思います。
ここまで実況に付き合ってくれた方、本当にありがとうございました。




























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