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35歳でアトピーと診断されまして〜写真で回復の過程を報告します〜

長年の手荒れ、肌荒れがアトピーだと判明した35歳の夏。

この日記は、「脱ステロイド、風呂禁止、化粧禁止、シャンプー禁止、日焼け止め禁止」という社会人として「まじかよ!!」と思わず絶句する治療を淡々と乗り越える日々を記録した日記です。

その①はこちら↓


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えらい展開になった。
スタバをやめた。


働き始めてからどんどん悪化していた手荒れ。シフトに入ると悪化する…の繰り返しで、どうにもこうにもだった。

(この下、患部の写真があります!)

まず、皮膚科へ行く数日前。痒くて痒くて眠れず、かきむしって皮がべろりと剥がれてしまった写真。(この後あまりにつらくて、Facebookで友人たちにヘルプを出す。結果、いい皮膚科を紹介してしてもらう。助けを求めるの大事、まじで!)

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指が腫れ上がってしまい、これ以上曲げることもできない状態。

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この数日後、駆け込むように遠方の皮膚科へ。この時はまだ自分がアトピーなんて想像もしていなかった。

これまで何件も皮膚科に行ったけど、どこでも「ただの手荒れ」「大したことないです」とステロイドと保湿剤を処方されるだけだったから。

一切の化粧、風呂禁止(湯船に入れない。シャワーのみ、石鹸で洗うのも3日に1回レベル)、保湿剤も禁止、和食中心という指示をされ、絶望しつつも日々乗り越えていくことに。傷口にだけ消毒液を塗り、内服薬を朝晩飲む。

初診から3日後↓

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ステロイドや保湿を一切やめたので、一旦ひどくなっている。けれど、うっすら新しい皮膚が生まれてきているのが救い。この頃はペンを持って文字を書くのも痛かった。

同じ頃スタバで仕事をしたあと↓

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全体的に腫れてしまい、色も良くない。相変わらず曲げることができない。

初診から12日目。スタバをやめて手を休め始めたころ↓

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指の腫れがマシに。曲げられるようになってきた。傷口が乾いてきて、痒みが激減した。

そして今日(初診から17日目)↓

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ほとんど赤みもなくなって、「え?手荒れしてます?」のレベルに!!!皮膚が再生しているーーーー!!!夜中にかきむしることもほとんどなくなった。

今は乾燥がひどく、それが原因でちょっとかゆみがあったりはする。でも、治る過程で必ず乾燥するそうなので、ここが踏ん張りどころかなあと様子を見ている。

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指の荒れが一番ひどかったものの、首の後ろや肘の内側なども長年荒れていて、そこはもう一歩という感じ。とにかく汗が溜まる部分なので、夏場は多少荒れても仕方がないのかなあ。

今日はマシな方だけど、子供の頃から夏場は常にかきむしってきたので、すっかり色素が沈着してしまってる。首の後ろ、デコルテも色素沈着で茶色い。

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昔から数えきれないほど皮膚科に通っていたのだから、どっかのタイミングでアトピーと診断されてもよかったのに。そうしたら色素沈着もせず、もうちょっと綺麗な肌のままだったのかなあ…

でも、もっと早く診断されてても、きっと今の病院のように「ステロイドは使わず肌を再生させる」「内服薬でアレルギーを抑えていく」というやり方ではなかっただろう。

となると、ステロイドを使う期間も長くなって、もっと脱ステロイドに時間もかかり、症状が一旦悪化するリバウンドもキツかったかもしれない。

きっと、今がベストなタイミングだったんだな。

人前に出る仕事でもないから、風呂に入ってなくてノーメイクでも問題ないし。

アトピーはアレルギーが原因ゆえ、毎日抗アレルギー薬を飲むためいつも眠気があるのはちょっとしんどい。けれど、写真で振り返ると着実に回復しているので、もうちょっとがんばれそうです!

次回は、シャンプーや石鹸もほぼ使わず、ノーメイクな日々がどんな感じかを報告します。意外と匂わないし、大丈夫です。


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