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転換期

1月から、未経験の職業に転職した。

社会人生活としては10年を超えてしまったが、現職勤務を通じて、如何に自身の仕事の取り組み方に難があるという現状を思い知らされている。

全く恥ずかしい事だ。


自分の理想像に沿った仕事。

これは、単なる我儘であり、組織からは求められない。

組織として、部署として、対象者、並びに地域から何を必要とされているか。


現部署に私が増員という形で入職。
現部署勤務に必要な資格や、他業界ではあるが類似業務経験があり、地域活動の経験もあるため採用された。

疾患や障害、何らかのアクシデント等により人生や生活の変化を来たす可能性があり、生活困難や悩みを抱えている人の問題解決に向けた黒子的存在になりたい。

一人ひとりが住み慣れた地域で自分らしく暮らせるために。

地域のために。

これが、私の社会人生活当初から一貫して変わらない想い。


その想いがあるにもかかわらず、

自分の動きや考え方が如何に拙劣で、分からない事にも気付けず行動し、その結果のミスを先輩がカバーする

その度に毎日のように注意を受け、

スピード感のある仕事を求められる雰囲気にも付いていけず、

メンタルもどん底まで下がり、

入職数週間で、家に帰ると夫の前で、希死念慮的発言を繰り返しするようになった。

3年程前に一度適応障害で退職した経過があり、その時にお世話になった精神科の受診を夫が勧めてくれた。

今回も適応障害を示唆され、
今回も退職を勧められた。

人間に元々備わっている脳のキャパシティの問題も指摘され、恐らく私は元々キャパシティも少なく、情報処理能力も遅く、それを変える事は難しいと。

要は、今の仕事は適職ではないため、じっくり取り組める仕事への転職を勧められた。


ただ、今回の私は違う。

現職への入職を2年前から懇願し続け、中途採用としては珍しく数回の面接を経てやっとの思いで採用となり、勤務への意気込みがこれまでとは明らかに異なっていたから。

〝薬を服用しながら勤務を続ける〟

この選択肢しか私にはないと思った。

何より、困っている人のために、自分も支えになりたい

その想いは諦めきれなかった。


今でも毎日先輩から様々な観点から指導や注意を受けるが、
これまで抱いていた被害妄想は自分勝手にしかすぎないと、今更ながら反省している。

先輩は多忙極める状況ながらも、私に対して時間を割いて下さり、組織にとって、地域にとって、必要な人材になるために、指導下さっている。

先輩のみならず、他部署の職員も、多忙ながらも、常に周りのフォローを意識しながら動いている。

私はそれが出来ていない


今こそ、自分が変わらなくてはいけない


遅すぎる気付きだ。
後悔してもしきれない程ではあるが、

気付きを行動に起こす転換期だと、自己覚知した


#転職 #自己覚知 #気付き #あたらしい自分へ

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