末端と血(けつ)

手の先、足の先など体の先端のことを末端と呼びます。
末端への血液の流れが滞ってしまい体の先まで行き届かないと、冷え・顔色が悪い・爪が割れる・手が荒れる・かかとがカサカサになる、足がつる、などの症状が。

人間は他にも末端がもうひとつあります。
「目から上」の部分です。
目から上の血流が悪くなると・・・
頭痛・目のトラブル・髪の毛がぱさぱさになる・物忘れがひどくなる・集中力がなくなる・眠れなくなる・ドキドキする・不安になる
などなど、つらい症状となって表れることがあります。
体の末端に栄養が届いていないと、このような症状が出ることがあります。

漢方では、気血水の「血」が足りない状態と考えます。