気のはたらき
「気滞」「気虚」については前に書きましたが、
ところで「気」ってなに?
今回は、そのはたらきをまとめてみます。
気とは、人体の生命活動の基本!と漢方では考えます。
図を見ていただくと、生まれつきもった「先天の気」と
生まれてから呼吸や食べ物から取り込む「後天の気」に分けられます。
「後天の気」はさらに「天の気」「地の気」の2つから構成されています。
赤ちゃんは両親からもらった「先天の気」を持って生まれ、産声で呼吸を始めて「天の気」をとりこみ、母乳やミルクによる栄養で「地の気」をとりこみます。
産まれて初めてする呼吸と栄養は「後天の気」というわけです。
赤ちゃんは日光浴もさせます。
「後天の気」を体に取り込まなければ生きていけないのですね。
呼吸と食事、そして太陽の光、大切です。
「気」は生命エネルギーであり、生理機能なのでした!(^^)!
そしてそして、「気」にはさらに5つの驚くべきはたらきがあるのです。