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古今集巻第十四 恋歌四 694番

題しらず

よみ人しらず

宮城野のもとあらの小萩露をおもみ風をまつごときみをこそまて

題知らず
詠み人知らず
宮城野の根元がまばらに生える小萩が葉にかかる露が重くてしなるので露を払う風が吹くのを待つように、涙を振り払ってあなたを待っています

宮城野は仙台市。「もとあら」は幹粗でまばらに生えている様子です。恋しい男性に対して、なかなか訪ねて来てくれないので、涙を払いながら待っていますと訴えています。

#古今集 , #恋歌四 , #宮城野 , #小萩 , #露

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ちのみゆき
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