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古今集巻第十二 恋歌二 607番

題しらず

とものり

言に出でていはぬばかりぞみなせ川したにかよひて恋しきものを


題知らず
紀友則
言葉に出して言わないだけだ、水無瀬川は土の下を水が通るようにわたしの想いも心の中だけのものだ

水無瀬川は水の流れが地面の中で地表に流れが見えない川。大阪府三島郡島本町(高槻市の東側、京都との府境)の川です。下にかかる枕詞でもあります。歌枕でもあり、惟喬親王の宮があったようで伊勢物語にも出てきます。

#古今集 , #恋歌二 , #紀友則 , #水無瀬川

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ちのみゆき
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