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古今集 巻四 秋歌上 233、234番
朱雀院の女郎花合(おみなへしあはせ)によみて奉りける
みつね
つまこふる鹿ぞなくなる女郎花おのがすむ野の花としらずや
女郎花吹き過ぎてくる秋風はめには見えねどかこそしるけれ
宇多上皇の御所の女郎花の歌合で詠んで奉った歌
凡河内躬恒
妻の牝鹿を恋いて鹿が鳴いている、鹿の妻であるおみなえしはお前が住む野の花なのを知らないのか
おみなえしを吹き過ぎてくる秋風は目には見えないが、そこに咲いていることは香りでわかるものだ
萩の花も鹿の妻と呼んでいたと思いますから、いろいろとお嫁さんがいるようです。現実は、萩も女郎花も鹿はパクパク食べてしまうのじゃないかと気になります。
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