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古今集巻第八 離別歌 394番

雲林院(うりんゐん)のみこの舎利会(さりゑ)に山にのぼりてかへりけるに、さくらの花のもとにてよめる

僧正へんぜう

山かぜに桜ふきまきみだれなむ花のまぎれにたちどまるべく

雲林院の常康親王が舎利会で比叡山に登って帰る時に、桜の花の下で詠んだ歌
僧正遍昭
山風で桜を吹きまき乱してくれ、花びらでまぎれて道が分からなくなり、親王がここに立ち止まるように

親王にもう少し山にとどまって、ご一緒させてくださいという歌です。

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ちのみゆき
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